fo_top平成25年
                         
    デジカメ日記 (12月)
  幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
      魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 
12/31 大晦日
2013年・平成25年も今日で幕を閉じる。
朝9時から氏子総代・任のため、迎年松飾などの準備をして整える。
議員と云う公務は想像以上に多忙で、総務経済委員長として動いたけれど、やりがいも大きく悔いはない。
リンゴは異常気象の1年で激動だった。
作業はさちが一生懸命努めて下さり、又多くの助人の力を頂いて実りの恩恵を受けることが出来た。
年の瀬はリンゴ荷造りほか、心気忙しく年賀状も未だ手に付かない。
家周りの整理も行き届かないが、年越し、今年に感謝し明年に心備えたい。

もっとも、年越11時から大宮社で参拝者にお神酒、ミカンを振舞う。
朝7時半からは、再び大宮社参拝者への対応9時まで。
明年元旦は、柏原地区の当番でもあり、朝7時半からさちに代理で努めてもらう。

12/30 柏原地区当番として朝9時から迎年松飾などの準備
12/30 リンゴの皮が薄い
青森県の弘前大学に勤められる黄先生から電話を頂いた。
人文学部の教授で経済学博士でもあり、青森リンゴを海外輸出する販路拡大にも努力されている。
毎年、六識園のリンゴを少々試食していただいているが、今年は青森リンゴが不作で高値だとのこと。
リンゴ生産者が減り大規模経営が増し、面積は減ったが生産量は変わらないとのことだった。
又、ふじリンゴは青森より信州の方が皮が薄いとのお話だった。

12/29 作るを楽しむ…ワサビ漬け
小店で買ったワサビを温湯で洗い、再度熱湯掛け、砂糖と味噌で揉み込み瓶に詰めた。
正月用手作りの一品になればと・・・

12/28 寒波襲来
リンゴの寒さ凌ぎにビニール保護袋へ収納し直し。作業深夜まで。

12/28 リンゴ木に学ぶ
人の世が激しくグラつく時だから悠久の自然の大きさと落ち着きに弾かれるものがある。
周りの自然・山木を見ると全て異なる樹形が保たれている。
そして、光を受け強風に耐えるバランス、根の張りなど巧妙な秩序が保たれている。
リンゴの木も、人間が手を加えることにより一本一本リンゴ木の個性が生まれる。
樹形を視れば、どんなリンゴが成るのか分かると云っても過言ではない。
調和・バランス、樹勢が良すぎてもいけないし弱くてもいけないし、なかなか難しい。
必然的に「土」「木」に学ぶことになる。


12/27 ピリッとした寒さ
前夜、少し温かいと思っていたら、朝雨音がして天気予報が当たった。
リンゴ保持の思いで云えば、寒さが果質を守りリンゴの蜜状態を保つ。
最も、寒気が厳し過ぎると、りんごにシワがよるので生果扱いはとても難しい。

12/26 暮押し迫る
リンゴ荷詰め作業に追われて家の中の掃除に手が届かない。
家中ゴタゴタ、どんどん荷物が増え整理出来ずにまた増える。
だから余り人を入れたくないのが本音。それにしても慌しい。

12/24 我が家の「干柿
「六識園」にも「市田柿」と「平種」の古木が数本ある。
父の苗選が良かったのか種少なくとても甘い。
毎年リンゴ生産の合間をみて、さちは干柿づくりに精を出す。
柿収穫をし、皮を剥き柿スダレを作り自家用干柿への行程を進める。
量が少ないので、友達や親戚などへさちがお裾分け、贈答りんごに添えて差し上げてきた。
が、ここへきて「味が良いので譲ってほしい」との声増える。

通常「柿農家」では、高価な「電動柿剥機」に「乾燥除湿機」を備え収納室加工が本格的だ。
我が家では、さちが手作業で天日干し。手早い作業も気分転換となっているようだ。

12/22 「次郎柿」のリキュール1升
珍しい「柿のリキュール」が豊橋から届いた。
豊橋の石巻といえば「次郎柿」でも知られる。
その柿を使って、醸造アルコール・糖類・黒糖蜜・乳酸・ウコン等を原料に度数42度と記されている。
「甘くて優しい味は女性に喜ばれる」とあるが、度が強いので少量で体が熱くなる。感謝。

12/21 苫米地君 心芸
遠い縁路、お互いが知り合って50年余のお付合いが続いている。
青森県の苫米地君から一枚の絵が額入りで、それと「漁具の浮き玉」ガラス球が届いた。
「絵」といっても、桐の厚板に自ら電気コテを使っての掘りもの、焼きを入れるという力作である。
最近、日本の古い浮世絵にハマってしまったとのことで、襖絵を基に試行錯誤の作とのこと。
「フッと北国を思って下されば幸いに思います」と作品に文を添えて下さった。
心が籠って作凄いなあと思う。感謝。

12/21 冬の美景
朝、村内車を走らせた。
冬を感じる美しさが広がる。南アルプスは太陽の眩しさでカメラを向けることができなかった。
冬夜は、この頃空気が澄み、夜空が美しい。
空を仰げば、夕夜6~8時頃の頭上は、飛行機の飛び交いが頻繁でいつまで見てても見飽きない世界。。

        中央アルプス

家周りのリンゴ木も寒さで落葉進み…枝のみ…。

12/20 会ってみたい木村充輝
今日のBSで「木村充輝ライブ」が放送されていた。
今年3月には飯田市のライブハウスでボーカルが開かれた。
人味、人心が歌に伝わってくる独特の濁声に惹かれるものが大きい。

12/19 「山中無歴日」
叔父の葬儀で大草の常泉寺に参列した。
寺玄関の入口に「山中無歴日(さんちゅうれきじつなし)との書がある。
葬儀で、住職は「山の中の生活には歴も無用、月日の移り変わりに頓着せず、悠々自適を楽しみ、日常無心に生きる」との仏語を紹介、本日故人は、その心で旅立たれたことを思います」と御法話された。
12/19 叔父葬儀 出棺Am8:00 本葬Pm2:00
12/18 通夜Pm4:00

12/19 銀世界 実感…冬日
雪に覆われた家前庭・・Am7時~写

12/18 ウキツリボク(浮釣木
枝の脇から赤い袋(がく)がぶる下がっている。
中から黄色い花と黒っぽい雄しべ、雌しべがはみ出している。
花が空中に釣り下がっている様子なので「浮釣木」の名前が生まれたとか…。
園芸店では「チロリアンランプ」とも呼ばれている。ふわふわと浮いた感じをパチリ

12/17 お世話になるクロネコ便・発送
夕方5時半を廻る。
翌日、午前中には本土に配達される「クロネコの配送システム」は、徹底されて凄いと思う。。

12/16 今朝の中央アルプス
朝7時40分頃、渡場の天竜川辺から写す。雪景が眩しい。

12/16 リンゴとの睨(にら)めっこ 「撰果別れ」
リンゴには一つひとつの「顔」があり「味」がある。
リンゴの「見極め」「撰果」は、片付け仕事的に誰にでも任せるというものではない。
「さち」か「私」がということになる。
「1個1こ」の「選択集中」それは信頼関係の源でもある。「外観撰果」だけでは済まされないのだ。

        ふじ11玉
幾ら見た目が良くても「味」が悪ければ次年相手にされない。
形の大きなリンゴでも、「味」の感心しないリンゴがある。
同園生産でも、りんごの木によって「味」が異なることを心したい。慎重に。

         撰果ですよ・・・「ブチョウ君」手伝えるか~
同じ名柄の「お酒」などでも、樽によって味が異なると思う。
仕込みの月日、時間や、麹の加減、拌の手加減などで、微妙に異なる味は当然である。
           
リンゴ木の樹齢、植樹時の一本一本の苗、肥料・水加減など、そして年々の陽気で異なる味。
その調整は収穫期にある。早獲りは要注意。完熟判断をどこに置くかだと思う。
撰果作業で「自然の中にリンゴが生かされている」ことを知ることになる。「味こだわり」の世界だ。

12/14 喪明け法要 大雄寺(於)
飯田市、叔母の「一周忌法要」が大雄寺で営まれた。
和尚さんは冒頭「暫く目を閉じてみてください」「そして故人を思い出してみて下さい」
「大事なことは、今も心の中に生きているということを意識されて、お経をお唱え下さい」とお話された。
「摩訶般若波羅蜜多心経」「座禅和讃」「四弘誓願文」
外は雪舞う静寺本堂での法要だった。

        大雄寺参門                          大雄寺住職
玄関に、「山田無文」老大師の書を見つけた。大忙生とある。
生前お会いしたことがあり(花園大学学長)、魅力の書に思った。

12/14 珍石「かながしら
飯田市「大雄寺」の控えの間に「かながしら」と書かれた水石があり、興味深く拝見した。
よく見ると、昭和43年、中川村葛島の地籍天竜川で採石したとある。
そして、EXPO万博の「政府出展盆栽水石展」に出品、岸信介会長から「感謝状」を受けたとある。
更に、昭和44年天皇皇后御来飯の折、昼食会場の商工会館でご高覧、珍石で感銘されたとあった。
葛島地籍…天竜川」えっ…本当 何だか胸が熱くなる思いだった。

12/12 厳寒の候 雪パラパラと~
降るようで降らない空模様が1日続いた。
西アルプスは山裾まで吹雪である。でも天竜東のこちらまでは押し寄せない。お陰だ。
リンゴ園の落葉が一揆に進む。明日が気になる「寒気」だった。


12/11 オジャマ猫
さちが贈答用の伝票整理を進めていると猫のシャムが近づいていく。
そして甘えてか、書類の前卓にまで登りドッシリ座ってしまった。珍しいことである。
さちは「オジャマ猫」と笑ってブツブツ、可愛い光景が続いた。

12/11 今日のりんご
ふじの荷造り、全国への発送を続けている。
手に持って「重いリンゴ」、収穫を1週間以上遅らせ、完熟への育成を心掛けてきた。
三度に続いた大型台風に打勝ってくれたリンゴたち
行く秋に別れをつげる「りんご」1個1個に思いを馳せ
「心かようふるさとの味」になればと、送品箱に一言紙を添えている。
ふじ
  
          王林                                 ふじ

12/9 柚子ユズ届く
2年前に「ゆべし」を作ってみた。とても美味しくできた。
今年も挑戦をと、水窪の小沢さん・曾布川姉に柚子の有無をお聞きしたら、早速に沢山な柚子を両者送って下さった。
現多忙で少し遅くなるけれど、「ゆべし」「作る」を楽しみたいと思う。

12/8 貸してくれた「木村秋則さん」の「リンゴの本
本樫さんが、「奇跡のリンゴ」で知られる青森県「りんごの無農薬栽培」者「木村秋則さん」の本を貸して下さった。
「日本経済新聞出版社」出版で本題は「リンゴが教えてくれたこと」
「無農薬」が本当に「永年リンゴ生産」に可能なのだろうか、注目。
どんな内容なのかが興味深い。

12/7 野沢菜・本漬け
夜、塩水で漬けた菜を「本漬け」漬け込んだ。
「漬け過ぎないように」、「漬け足りないように」…、
醤油とザラメ砂糖との調合が「美味しい漬物」へのカギとなりそう。
柿の皮、焼酎少々も加えた。本樫さんも手伝ってくれた。


12/6 フアームサポーターの本樫さん来

12/4 食芸・創ることの楽しみ…野沢菜漬
「国連・ユネスコ」が日本の伝統的な食文化「和食」を「無形文化遺産」として登録決定した。
漬物も「和食文化」の一つ、本味の「食芸」にも思える。
人をお願いしてのりんごの撰果、りんごの荷詰めが例年より一週間遅れている。
けれど、野沢菜を沢山頂いたので夜事に漬けた。(長漬け)
野沢菜15Kに塩水を作り、上から掛ける。重石を添える。
3日程で、更に醤油とザラメ砂糖合わせの本漬けに漬け直し。
水は冷たいけれど、楽しみ大きく寒さを感じなかった。明日夜は切り漬け全40キロ。


12/3 撰果の「こだわり」…父のこと
自分が幼いころ、父がよく「品評会用りんご」を真剣に選んでいた姿を思い出す。
「りんご生産…やりがい」の1つを「農産物品評会」に掛けていた父、
今と違って「実りの秋」は農協品評会などが催しの花形だった。
千葉大学での全国品評会もその1つ、毎年出品を重ね、ゴールデンの「最優秀賞」、「農業世界賞」、「家の光賞」など多品種受賞が続いた。
出品量は1品種5キロ程と多い。その撰果に父は数多いりんごを集め畳の上に一面並べるものだった。
りんご選びに父は「大玉」を選ばない。「1本の木を決めて選ぶのがいい」ともよく聞かされた。
中程の大きさで、重くて形状が良く座りの良いもの、りんごの枘とお尻の部分によく目を注いでもいた。
品種の特性、色も諄さを感じさせないもの、果質がよく締まったもの。綿上のものはみな撥ねて外した。
たばこを吸いながらの父の真剣な表情、りんご作りへの挑戦心、緊張感、やりがい等が伝わってきた。
忘れられない。

12/2 ふじりんご(味本位撰果
今年はりんごがどこの農家も足りないらしい。
春の「凍霜害」に「猛暑」、相次いだ「大型台風」の襲来を受けて「キズ玉」や「小玉」も多い。
形状も良くない。
それでも味が良いのが何よりの救い、「味こだわりの撰果」で評価を仰ぎたい気持。
年間陽気・「自然の力」には勝てない厳しい現実を思う。
行く秋に別れをつげる「リンゴ」は「心かようふるさとの味」かと、
「送品案内パンフレット」に一言添えた。
 今年の贈答りんご価格  ふじ5キロ    3000~3700円 送料別
                10キロ  大 5000~6500円
                         中 4500~5500円
 ふじ(自家用)(味本位撰果)10キロ 3500~4800円

12/1 本樫さん帰られる 感謝
12/1 ふじ」全収穫終える
陽気の遅れで遅れていた「ふじりんご」の取り込みを終えた。
収穫は手数が必要で、日々7~8人にお世話になった。
これから荷造り。随時注文に準じて発送を進める。

12/1 巨大カメラ りんご木を写す
青い空。写真機の大きさに驚き圧倒される。
「りんごの古木」,「タワワに実る小さなりんご」にカメラを向けた。
どんな写真が生まれるのであろう。間近に夕日が沈む頃のことだった。



11/30 堀内さん辻沢さん来
ふじりんごの収穫終了も間近い。
六識園を見下ろす高台に立つ。
この日、澄んだ空気に雲一つ無い眺望。来感謝。

絶景 とっておきの場所
 



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