平成22年
                         
    デジカメ日記 (12月)

         幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
          魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 

     

            
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12/31 今年最後の1日
慌しく一年が過ぎた。今日も又忙しい収めだった。
振り返れば今年故人となられた方が多かった。頂いた「年賀状お断り」の便りは30を超える。

自分の心整理を意識して自己への確かさをもたなければならないと自分に言い聞かせる時間でもあった。
冬の冷え込みは朝から厳しく、家床を歩く足の冷たさも痛いほどである。玄関の水盤も解けることは無い。
この寒気が、りんごの花芽充実に欠かせない要素である。 兎に角、家族健康、感謝の一年であった。
12/30別れ・・
しばらく新聞を見なかったら、つい最近、箕輪町の戸田七郎さん(95歳)のお悔やみがあった。
戸田さんは晩年に至るも常に農業にロマンを持たれ地下足袋を農作業に離さず。心熱き人だった。サクランボの盆栽、接木を加え先手先手の率先派、自ら行動して術を上げる。豊後梅の栽培にも熱心で、山つつじの植栽、そして箕輪ダム周辺のモミジ木の穂木育成の歴史にも大きく貢献された。10年ほど前、有線放送勤務当時に取材をさせて頂いたが前向き気迫に満ちた農業に掛ける戸田さんのお話と、お顔は、今も脳裏に妬き付いて離れない。

宮田村の若山芳子さん(87歳)の訃報もあった。
中川村横前に7年ほど前まで生活され、俳句を趣味に絵手紙も楽しまれ村の俳句会にも投稿された。有線放送の俳句作品紹介番組に永く努められた。
お二人とも、年齢に関係なく、常に情念を持たれ、自己に強く明るく、輝きをもたれた素敵な先輩であり、突然の訃報が信じられない寂しさである。
残されたご功績に敬服申しあげるとともに素晴らしいお人柄を偲び安らかにお休みになられることを念じます。
12/29 正月への本意
気忙しさのせいか、新らしい年を迎える気分が生まれない。
正月準備は、昔と違って、今はお店に求めると難なく間に合う。餅つきや煮物、漬物まで、華やか既製品で彩られ、手作りの手腕が薄れるのはどこか空しい。
田舎は田舎らしさの献立、手づくりがある。フキノトウや、野のワサビ、長芋や、里芋、凍み豆腐に、こんにゃく、その手作りは心味であり、おふくろの味でもある。何より自作の大根、人参、里芋、などの煮物が出ると心まで温かくなって心落ち着くのは何か。田舎風情を味わえるのもこの正月である。
12/28 中学同級生への思いお礼の便りを
同級生が如何に私たちにとって頑張る勇気を与えて下さるか! 
望岳荘で九月に行った同級会参列者38名に当てて、お礼の便り(代記)を書いた。
五年に一度、束の間の、記念写真を改めて目にすれば、談笑の中に顔を見合わせ歌や思い出話に花咲かせたひとこまが甦ってくる。
迎える年に、新しい自己発見があるようにと心を込めた。

12/27 もうじき僕の年
来年は卯年、我が家のウサギの名前は「レモン」で、今年3才。
迎えた春には、野広い果樹園園に放して草を食べさせてあげたい。
12/25 朝からの積雪
いよいよ本冬が来た。朝から小雪がぱらつき風が強い。一日吹き降りでとても冷たい風だった。
 
12/25 肥料屋さんの来
りんご生産の基本は選定は勿論、肥料と、農薬にある。
猛暑異変の今年の反省から、地力を多少高めることとし、カメムシ防除、腐乱病の対応なども課題で防除の散布量、散布時期も反省点となった。
六識園の肥料は民間業者から購入、農薬は長野県植物防疫協会(県農政部)の防除暦を基準として農協から適時の購入とし、天候陽気と照らし園内の状況を見ながらの防除判断をしている。
年々、農薬の適正基準の遵守、農薬の安全使用など厳しい決まりが求められる。頭使わなければの攻めが求められる。

12/24 「元気な贈り物」 電話での声々
毎年、年の瀬を迎えると、全国から懐かしい声が電話で届く。
東京農大の通信教育で共に学んだ福島県の広野宗助さん(75歳)。癌という大病にめげず毎年海外旅行を欠かさない。
今年は10月スペイン、ポルトガルに旅をされた。闘牛ショーは2時間に6頭が犠牲となる海賊立国の燃える格闘戯を体感したという。
徳島県の臼木さんは村長になられ、大分、熊本、新潟県、同志の思い出が広がった。募る話に広野さんは電話は「元気な贈り物」なんだよと明るく語してくれた。喉頭癌で渋声ながら幸せかみ締めの姿に感動した。 夢みる力旺盛だ。

青森県弘前大学に勤める中国人で京都大学大学院博士課程を修了・経済学博士の黄孝春さんは、青森県のりんご生産研究にも掛けられる。来年は青森県で10月〜11月頃「世界りんごサミット」が実現しそうと元気積極的だ。実現すれば黄さんに青森県で会えるかもしれない。今から楽しみに聞いた。

四国徳島の蒲原邦さん。自然を絵手紙に解す絵心いっぱいの人、もう徳島は菜の花が蕾を大きくしていますと聞いて驚かされる。
諏訪で2年前夫妻にお会いした。力むことなく自分らしさのしなやか感覚で身近な草花などを絵にされる絵手紙に魅せられている。

北海道小樽の越後谷和子さん 1989年の旅小樽で3人がお世話になった。運河に近い街中に朝ごはんを探してもないので早朝食堂のドアを叩いて酒のつまみで朝食を助けて頂いた。朝からのビールが美味しくて3人で4本を飲んだ。親切を頂くと食べるものも美味しくなる。忘れられない感謝の旅に今もわずかなりんごを味ってもらっている。 

鎌倉洋菓子工房のレ・シュ倉内社長 リンゴ園やりんご、自然を鋭く視る。その熱意か、今年はたくさんなりんごを使って下さった。
本気は業を熱くする。これからが楽しみ。


12/24 私の気分転換ー食べることより創ることの楽しさ ハタハタと鶏のモツ煮
料理は素材をどう生かすか味出し夢中になるおもしろさがある。
煮物焼き物漬物などは作る過程に煮物で云えば煮え立つまでの空間がある。
その間、何することなくポーットとするそのポーのゆったりの無心がいい。
それは私にとって、「あてのない散歩」と同じなのである。 この味ある心境、分かってもらえるかなぁ??

寒中のハタハタハは卵もちで腹がとても大きい
焼いても卵が半焼き状態なので、卵だけを卵焼き鉄板に移し、油少々で炒め出汁醤油で味付けしてみた。パチパチ音がして卵が弾け蜂の子の味のように香ばしく美味しく仕上がった。 これがハタハタ(パチパチ)の好味発見かと思った。

鳥モツの新鮮なものを飯田のお店で見つけた。水から大根、人参、ジャガイモを昆布だしで煮込み、最後にモツを加えて仕上げてみた。
太ネギの無いのが残念。自分で作ることの楽しさおもしろさ、それは実際やってみないと分からない食文化、楽しい世界なのである。
  



12/24アルプス一日大荒れ 冬到来の実感・強 夜から霰まじり〜雪降・始
12/24 苦手な歯医者さん
痛くならないと足を進めない。診察台に身を置き歯の診察治療を受けると、常もっと歯を大事にしなければいけないとつくづく思う
そして家族はどうかと案じてしまう。日々忙しさに追われていると、その気がなかなか生まれないからだ。

今年、6月から1年ぶりの治療を受け始めた。歯のかぶせが外れてのこと、丁寧に診てくださる。
さちは、結婚するまで虫歯なしの医者知らずだった。出産あって以降、歯が弱くなったと切ながる。白い歯は人を輝かせる。
12/22 花梨(かりん)をエキス加工に
果樹園内に三本ある花梨の木が今年もたくさんな実をつけた。
(かさ)の割りに重量がずっしりと重い。 室内や車に入れた花梨特有の甘い香りはたまらない。
そしてその花梨から出来るエキス(写真)は期間をおくほど濃縮濃厚で美味しい。(花梨エキス800円)
 
りんごの荷造りを夕方に済ませてから加工場に花梨120kを運んだ。 花梨は加工に月日が掛かる。)
六時半を回った夕暮れには丸い月が大きく現れ車中、さちはお月さんが手でつかめるようだと口にする。
今日は「冬至」。月光が雲に映えてとても美しかった。加工場からは出来上がった紅玉ジュースを積んでもらった。

帰りに大型店に足を寄せると店内は早くも正月への準備商戦で気忙しさを感じた。
今年も数えて後9日。年賀状書きを急がなければならない。
12/22 漬物漬かる(根も葉も一緒に大根の朝漬け
塩で大根を葉ごと漬けて重石を三倍に…小ぶりな大根なのですぐに漬かった。
粗塩使用なので塩気は少々荒いが味は良好、正月には味も落着きそうだ。炊き立ての朝のご飯に漬物あればの新鮮さを思った。
 
大根にはイソチオシアナートという殺菌作用のある辛み成分が含まれている。刺身に大根のツマが添えられるのは食あたりを防ぐ役割を果たしているそうで朝食に大根おろしは欠かせない。
12/20 りんごを捜す
六識園の贈答用りんごには、りんごと共に小さなりんご(写真)と、りんごの葉一枚を添えている。
12月も半ばを過ぎると、果樹園の落葉が進んで、りんごの生葉を探すことは容易でない。
新芽の部分に僅かに残る葉を園内あちこちから集める。
それは六識園贈答品箱を彩る大事な花であり、時間を費やしてでも必要な最終見届けの場でもある。
 
12/19 元気をありがとう
      チャレンジゴーゴー探検隊・
 
「こんにちは」の声が集まってきた… 中川村にはこんな元気な子どもたちの世界がある

     小さなりんごを手で割ってみる  つかの間の時間共有 日々の流れに人生の旅路を思う   
    
12/19 再会 「中川大好き〜」…と 11月「さわやかウオーク」に参加された人たち来
   全国ウオーキング協会会員・堀さん(岐阜県)が、あの時の写真ができたので…と持ってきて下さった。

   みんなで六識園の高台に立つ   意気合った同級生 やさしい心の持ち合わせを思う  写真表示了解済
12/19何度見ても心惹かれる…TVターシャ・チュダーの世界・伝言Pm9:00・2時間スペシャル
「この時を精一杯生きる」「自然の流れに逆らわず」「この美しい世界を楽しまなければ…」「今が人生で一番幸せの気持ちを」
「自然の中で… 早速はダメね 焦ってはダメなの…」 伝言 
画家であったターシャは晩年、私の庭は楽園だと自然の中に身をおき、庭を友としての人生だったと…
日々の「生活のありかた」 人間は本来こう有るものだと自説をもって目的に迷うことなく進めてきたとも…

一時の花の美しさを芽出るために九割は手入れを…その花咲くワクワクを楽しんできた…
画家視点での庭創り
一枚の絵のように、雑念の中で庭の配色、色合い自然に合った立体を描いていたようだ…と岡本鶴太郎、児玉清さんが解説された。
こうして文でまとめると、理屈っぽくなるけれど、人物ターシャと、テレビ画像の実際はとても心地よいものだった。
自然をよく見つめ、自然を味わう。自然の流れに逆らわず焦らずはターシャの原点。楽しさは自分自身で創るものを改めてに解す。

12/19 りんごが縁で・・・・我が家の感謝の柱
忙しく、撰果荷造りをし発送したりんごに、その感想を電話の声として頂くことがある。生産者が一番教えられる大事な声だ。
毎年、六識園のりんごを求めて下さるある方から追加の電話が入った。「ありがとうございます」から過去年々のりんごに触れてのお話を頂きりんごに思う気持ちを聞かせて下さる。りんごを一方通行に発送しているので、ついつい先方のお顔の写真が頂ければと厚かましいお願いをしてしまった。過去を振り返り、電話での語らいに惹かれるものがとても大きいからだ。
人の縁が廻りまわって今日のりんごにつながっていることが分かる。日本や世界に広く活躍されるひとの巡り合わせも頂く。
やっぱり、旅立つりんごには一つ一つに気を賭けてお届けしなければならない。 「りんごでの縁」は我が家の感謝の柱である。
12/18 りんごのこと本物の味とは?
じっくり、りんごの最終選別が進んでいる。
撰果の始まりは大玉が主体となる。随時で選外果対応はその後のことになりがち。大事に扱っている。
だんだん撰果が進んで、中・小玉果扱いが多くなるが、この小玉が真味のりんごに思えることがある。
それは果質が硬く、甘さが濃い。果汁が豊富で、香り高く小玉特有のシャブと果汁滴る食感、蜜玉多く果重一個一個が重いことにある。
 今年は猛暑で中・小玉発送が多かった。その食味、消費者反応、反響は後から聞かせて頂けるので楽しみにしている。

我が家で果樹園栽培に注目して、よくお邪魔する専業農家が一軒下伊那にある。
その農家は、15年以前から小玉生産を主体としている。
10キロ1ケース、18玉〜20玉、こんなに小玉で良いのか…の見方で今まで果樹園を見せていただいてきたが、それが他県のスーパーで高価にしかも大変な人気を集めての実績をもつ。
1ha余の「ふじ」が飛ぶように売れてしまうと云われるその人寄せの武器は小玉果で味良きことがよく分かる。
年々の評価の蓄積でフアンをつくり、つまり将来を見据えた生産への取り組みと本気度が評価されていることを思う。
そして大玉特秀と云うりんごへの概念が吹っ飛んでしまった。
大量なりんごを撰果機無しの3人家族の手早な作業で直接ダンボールに詰め込んでしまう。それは機械撰果をしなくて済む同じ大きさのりんごに仕上げる技、選定を基本に施肥、摘果など、小玉主体の生産体系を組み日々挑戦徹底してきた現れと視ている。
 永い栽培体験を無駄にしない農家職人の意地には一切の妥協がない。今年の我が家のりんごを見つめる時に、ふと思う心でもある。


浜松の池田さん来
  エシャレット生産の道一筋、浜松中田島砂丘に近い池田さんが家族でみえて下さった。
  一度、じっくり農業、農と土の話をしてみたい人だ。


12/18 漬物…やっと漬ける
遅蒔きの大根を気忙しい中やっと漬けた。
最近、地産地消の活動が盛んで各地の大根にスポットが当てられている。
大根は、栽培する土壌の性質によって根の長さ、太さ、色、味が変化し、更に交配が進んで日本に100品種以上を数えられるという。

私の好きな大根は、細身の東京練馬大根や、亀戸大根で奈良県の祝大根、大阪の大阪四十日大根も細くておもしろい。

今年の我が家の大根は宮城県の小瀬菜大根に似て根が未だ大きく育っていないので、葉と一緒に漬け込んでみた。
塩と唐辛子少々に柿の皮、取立ての大根の葉を如何に新鮮に美味しく漬るか。勿論大根の真味も漬け上がりが楽しみだ…

                        柿の皮たっぷりに 幼大根漬

大根付け
干し大根40キロに、粉糠2キロ、塩3. 2キロ、漬物の元と、柿の皮に、鷹の爪、緑葉新芽も加えてみた。
太物の大根と、細身の大根を用意したが、約40キロなので、一緒に漬けてしまった。 乾きは充分だと思うので正月の初漬物に間に合えば良いのだけれど…ちょっと遅いか本音心配〜・・・
 
    午前中最後の天日干                                 塩加減が勝負  勝負直感
12/16凄い”小野田さん TV〜Pm9:00「自分の源流を探す」「目標あれば生きられる
太平洋戦争終結後…
フイリピン、ルバング島の蜜林で29年間を生き抜かれ、帰国後ブラジルに移住、牧場経営(500Ha 牛1800頭の小野田寛郎さん(83)。
その日々の行動が、BSハイビジョンスペシャル2時間番組で紹介された。(適応力順応性)
戦時下の命令を遵守し 「死ぬは嫌だから60歳まで戦う」(ここで生きなきゃ生きていけない)を目標に自己に厳しく生きぬかれた人生路…
小野田さんの生きるをTVに見て、人々は何を思うか。  亡き父(外地・フイリピンに出兵した)忠人を重ね併せて見続けた。
  
小野田さんの名言から 
    ・「馬鹿な人は嫌いだ」  馬鹿な人とは頭のわるい人のことではない
                    自分勝手で思いやりや常識のない人のことだ 人は一人では生きられないのだから・・・
    ・反省は、させられるものでなく 自分でみずからするもの  目標あれば思いきれる
12/15 自衛隊機の低空飛行
午後1時ごろ自衛隊機の豪音から外に出た。
時折、浜松から松本の間伊那谷を飛行するが、今日はコースがいつもと違う。家果樹園上空を2機が極度に低空飛行していった。
 
                                      綺麗なまゆみ
12/14 海辺からの便り
  
海風薫る便りが魚と共に豊橋から届いた。「纏寿司」寿司やさんの絵心、職人の技が頂いた絵から伝わってくる。
「温かい絵だね」「字味」が凄い…と電話口に話寄せれば、明るく元気豪快な声が戻ってくる。店主小池さんの人味魅力を感謝に思う。
12/14 ふじ 一個一個を見つめる…撰果
 
  
12/14 今日の紅玉
捏ねたりんごコンテナーの中から紅玉が1箱出てきた。新鮮さは全く失われていない。紅玉大好きの人に譲った。
今、季節外れのりんごをここに見つめれば、りんごの寿命や味、果質など教えられる発見が多い。

 

12/13 鮎の干物
今年の天竜は鮎の話題にふれることのない1年だった。今日浜松から鮎の干物が届いた。
うどんの出汁、甘露煮にと云われるけれど、魚形を目にするだけで満足の値だ。
鵜が天竜川の鮎や魚を捕り絶やしてしまう。想像もしなかった現実の寂しを天竜に思う。
12/11 りんご撰果・選別作業が続く
例年より収穫が一週間遅れた。そのため発送も送れて迷惑をかけている。今日残り選別をみんなの応援を頂いて終了した。後は、更に選別をしながら荷造り、発送を進める。
12/10 漬物準備
りんご作業で漬物作りどころではない。でも時は待っていてくれない。
小平で取り立ての野沢菜を頂いた。
夜、作業の合間に頂いた野沢菜と、籾を摺り、砂糖と塩を準備はしてみたが・・・


六識園流 串柿
正月を間近に「干し柿」の出荷がどこの柿農家でも始まっている。
我が家の「干し柿」はほんの少々… 柿に串を刺してみた。
大和食芸か古代の柿姿か” 都会では柿がどう趣向され消化されているのか食芸の風情が漂う?
 
                                                               
りんごを切る
時々、りんごを切ってみることがある。中身の分からない見立てに迷うりんごに興味をそそる。

 

年に一度の…
限られた果樹経営、儲からない農業…でも、りんごが縁で多くの人々との関わりを頂いて幸せだと思う。
今年は猛暑の影響下で撰果に時間がかかる。
鳥突きやキズモノを別け撰果機で重量選別をし、更に2回の見直しをしながら荷詰めを進める。
りんごの木から残葉を集め小りんごに添えての発送。片付け仕事であってはならない。許されない。選別は慎重に慎重な時間である。

一個一個の見極め…

 
    泣くことを知らないりんちゃんから、やる気をもらう

12/9 土地改良・スプリングクラーの余水(冬管理凍結)処理
12/8 母〜思う
古いズボンを農作業に生かすことが多い。何となし穿いたズボンの膝に大きな当布(あてぬの)が目立つ。余り見た目には良くないし…でも農作業でのこと構わず穿いていたら、さちが、それは亡き母が縫ってくれたものだと教えてくれた。
今はジーパンなど無理に破いたり当布を衣装の美として楽しむ時代でもある。
母を思い感謝して、見た目も気にせず堂々の使いをさせてもらっている。
12/8 食景・手打ちのそば頂く
今年収穫された自家製そばを打ったと近所の石塚さんが持ってきてくれた。
精魂込めてを想像する蕎麦の栽培、その素材でソバ打ち、ソバ味を楽しむ…。
 念力加わると、こうも美味しいソバが生まれるものかと味わせていただいた。蕎麦は細く練がしっかりされていて心地よく歯ごたえがある。腰あり艶あり甘く新鮮、伊那谷にもソバ処が多いけれどなかなか好味印象の店は少ない。
石塚さんのこだわりと努力か!作ることを楽しみ食べるを味わう情熱か!近くにソバ屋さんができたらいいなぁを思うほどの味だった。  感謝。
 
11/7 昔のりんご 国光:大国光
国光を食べたいと口にされる方が時々いる。 2年前のことを思い出し今年やっと収穫できた「国光」数個を近くの北島勝義さんに届けた。
りんごらしい味だと懐かしく口にしていただけそうで、夫妻とても喜んでくれて嬉しい場面があった。
12/7 紅玉りんごの最終出荷〜名古屋便
紅玉を保存袋でそれなりに保持すると、熟成してなんとも云えない香や味が生まれる。その素材を逃さずお店の業に活かされる加工職人がいる。生食に有効にりんごの色味を生かす九州にホテルのあることも知った。本味追求はおもしろい世界だと思う。
12/7 重いりんご
撰果撰別は重量で分かれる。
一個の重さ、一箱の重さ…今年ほどりんごの「ふじ」がずっしり重いと感じることはない。
猛暑続きの影響から例年より玉伸びは悪いが味は良好、蜜の入りも良い…

温かい部屋などにりんごを置くと2〜3日で鮮度が落る。 「ここは寒い」「りんごが冷たい」と思われる場所に保管を…


今年はりんごが不足かもしれない
12/6 パラパラとりんご木・落葉

12/5 小りんご映える
この小りんごの熟し状態(赤く鮮やか)で六識園はりんこの収穫時期を決めてきた。
磨けば磨くほど輝きを魅せる小りんごは贈答りんごに葉と添えられて旅立つ。六識園心の象徴、ありがとうの気持ちを包んで…
 
12/5 農の幸、冬への保存

漬物用大根に柿つるべ、そして銀杏〜  食べる前によく見て次に作る楽しみへと続く…
12/5 清き姿を仰ぐ中央アルプス
空気が澄んでいる。なんとも云えない気持ちで嬉しくなってくる。
朝靄が立ち込めアルプスの山並みに生える。天竜に湧く靄の動きは南に流れると思えば北にも動き高くも舞う。
陣場形山に視線を向けたら松檜多いのか緑濃く紅葉はこれからかのようにも見えた。陣場形山が広く優しく伊那谷を見守ってくれているようにも思える。
再び、中央アルプスの動きを仰ぐと、恵まれた大自然の美しさに見惚れる。清き姿雄姿に感謝…山の限りない変化に満足の時であった。





旧中川東中学校 現東小学校


12/3 朝からの雨
天気予報が当った。昨晩から雨降り今朝は雨雲暗く強い雨が…
夕方まで降ったりやんだり…中央アルプスに雪を感じ夕方には庭雨に霰が加わる。
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