平成22年
                         
    デジカメ日記 (11月)

         幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
          魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 

     

            
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平成22年の目次
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9月
10月
11月
12月
11/30 サル逃げる
家から300メートルほど。お隣の果樹園にサルを発見した。みんなこっちを向いてケロンとしている。車からカメラを向けてみたらとサッと逃げだした。かわいい小猿が多く目につき繁殖進む…
山のドングリなど食べ尽くしのことを想像すると複雑可哀相な気持ちにもなる。

    サル逃げる

11/29 りんご収穫終え・選別作業進める
 

最後に残したりんご一枝

人家に近いので鳥が突かない。 家の近くに一枝りんごを残して考察することにした。
師走に入ると、りんごは寒気にさらされると日増しに透き通る状態になる。垂れ枝に良質で大玉リンゴの成ることが解る。今後の選定に役立ちそう。
11/28 「中川アルプス展望さわやかウオーク大会」での再開Am11:00
今年の村のウオーク大会に参加された竹樋さん夫妻から早速の画像メールを頂いた。 
昨年さちが写った画像を送って下さっての再会である。今年のウオーキングに参加された後、仲間皆さんと家に立ち寄って下さった。
友達との旅、温かい竹樋さん夫妻のお人柄が印象に残る。
りんごを通じての多くの巡り合い、時には家離れての夫婦の旅、そぞろ歩きが大事なんだと教えられる。

今年(2010)   竹樋パパママさん 画像感謝  又お出かけ下さい


 さちを中央に囲んで下さる…頂いた写真  昨年(2009)のウオークから

11/27 お世話になったフアームサポーターの田波さん(八王子)午後帰られる
約1週間、特にりんごの収穫で大変お世話になった。
11/27 日々に追われて… …
今までリンゴを追い続けてきた。今度はリンゴに追われる身になっている。人生は間や抑揚、ゆとりををもって生きていきたいが現実は猫の手借りたい状況が続いている。世間並みにちょっと休みたい土、日曜日は行事、会議や催し多く息が抜けない多忙期である。平日は会社勤め者が多く高齢化もあって人を農作業にお願いすることも侭ならない。
秋の休暇、楽しみを求めての来客多く、感謝、ふれあい、楽しさ発見の時でもある。
来年のために収穫時、リンゴをじっくり見つめ、果樹園をゆっくり見廻わたす観察の心が大事な今でもある。
11/27 11月27日と云う日
りんご「ふじ」の収穫がまもなく終わる。ここ数年「ふじ」収穫は27日で終了している。今日の「ふじ」を見れば果質が鮮明で蜜入り多く透通るようなりんごになってきた。六識園の場合、11月27日前後が「ふじ」収穫終了の目安といってよいのかもしれない。
鳥の被害には多少負けるけれど、寒気にりんごを充分さらさないと美味しいりんごには収まらない。



11/23千葉県・高橋さん(ファームサポーターでお世話になった)再来
ブラッと信州、笑顔の高橋さんだ。温泉に西駒千畳登山行き、秋風景を1人旅してボーとするのもいいとのこと、懐かしくお話ができる。
母のお墓参りをして下さった。雨上がりの庭のモミジが色々見頃、パラパラ落葉は今日のスポットでもある。 

真っ赤なモミジがリンゴまで赤くするね…と誰かの声が…

モミジは気温8℃以下にならないと紅葉しない。今年は紅葉が遅かった。
静岡県のミカンも大きく収穫が遅れていると聞いた。年々の陽気の変化、従来型の収穫意識を変えないとリンゴは熟期にならないことを示しているようにも思われる。



落葉始まる



 秋、名残り惜しくなる
11/23 お世話になったフアームサポーターの武田さん(浦和)朝帰られる
2週間の滞在をいただいた。朝から夕方まで雨中もよく動いて下さり助かった。
11/23ファームサポーター田波さん(八王子)来、お世話になる
11/22 再開豊橋の山口さん夫妻と「麦の家」の松本さん夫妻来Am10:00〜
「麦の家」の松本さん夫妻が珍しく顔を見せて下さる。そこに豊橋の山口さん夫妻が訪ねて下さった。6年ほど前浜名湖で自家船に乗せて下さり海釣りを楽しませて頂いた思い出がある。採りたてのタコやカキ、サザエなど早速にみんなで頂いた。
心を寄せていただけることを嬉しく思う。雨でリンゴ園を見ていただけなかったことが心残り…でも又の時がある…。

     松本さん夫妻                             山口さん夫妻
   
         早速に頂いたタコ                                    山口さんの愛船
11/22 朝からの雨〜

                          庭木 雨の中の紅葉も映える
11/22 りんご収穫と適期取り込みへの本音
11月を迎え村内リンゴ園は一斉にふじの収穫期に動き出した。
生産者にとっては一刻も早く取り込みを終えたいそんな気持ちが当然で、焦りを抱く時でもある。
しかしこの収穫の時期、取りを焦り早まると大変なことになる。熟期の見立てが美味しいりんご味の決め手になるから。
蜜果着色を定める完熟りんご生産のためには、取る前のりんごに冷寒気を充分与えることが大事だと思う。それがないと味や香、品質、貯蔵に大きな影響が出る。
六識園のお客さんは味こだわりの人が多い。そして、それを楽しみにして待っていて下さる。形や見た目が良くても味が良くなければ満足していただけない人たちの集まりだ。贈答発送後「やっぱり美味しい」と言ってくださる方を思えば収穫を焦ってはならない気持ちになってくる。
夏の猛暑で今年りんごの熟期が進んでるかと思えば現実はここに来て寒いと感じる日が全くなく例年より熟期が大巾に遅れている。
未だ本物の実りではない。
例年多くの助人の力をお借りして数日収穫を終えることが出来るが、リンゴのために取るを我慢して数日収穫を遅らせることにした。
11/20東京行き富士山を見るAm11:30
中央高速道甲府から
11/20東京・「川本喜八郎さんを偲ぶ会」 へ
NHKのテレビ番組「三国志」など日本のアニメーション作家を代表する川本喜八郎さんが今年の8月、85歳で亡くなり、その「川本喜八郎さんを偲ぶ会」が東京の「ベルサール原宿」で開かれ出席した。飯田市からは市長や教育長、桃園の会会員など出席全国海外から知人、人形を通じて交流を深めた関係者ら約500人が集まり川本さんの業績、人柄を偲んだ。
                               ロビーに…
  
           受付会場                       本会場に…
 
        偲ぶ会は椅子席500人     和やかな会にしてほしいと思います…川本さんが喜んで下さるから…と黒柳さん
午後2時、会は発起人代表で実行委員長の片山雅博多摩美術大教授・日本アニメーション協会常任理事の挨拶で始まった
思い出をスライド映像で解説紹介される司会には黒柳徹子さんがつとめられ「お別れの会」だけれど和やかな会にしてほしいと声掛けられ、同級生や関わりの深かったみなさんが司会者の質問に答えて川本さんの在りし思い出を披露した。
立食の後、追悼操演として「人形劇・三国志」のハイライトシーン、、人形アニメーションの映画「死者の書」が上映され内容盛り沢山な偲ぶ会は午後6時に閉じられた。
 
          スライド映像に思いを寄せ…

               第一部を終えての立食はロビーで

  人形劇の実演三国志
 
     人形・人形師が会場を廻ってお礼の挨拶をされた                この日頂いたフィギュア「諸葛亮孔明」像

  
話題鋭く明るく温かく…言葉のテンポに心動かされた・黒柳徹子さん                 遠い人となる

・・・東京夜街
鮮やかなネオンに人生きるを感じる

                            上野…

翌日、千疋屋、高野など果物の商店街を見て回る、午後東京離れる。
 
あんぽ柿 探す                       あんぽ柿 甲州名産物と奈良県産・購入 それぞれに工夫ある
 
中央道サービスエリアでの物流模様              甲府盆地に見る白袋の木が気になった スモモか桃か貴陽の木?か

中央道大月近辺 山間段丘高台に散在する家並 地震に大丈夫かを思いながら〜 
 
11/20 ふじリンゴ収穫始める
11/19 「無一物中」の戸棚…
この世にあるもの全ては、最初から存在するのでなく様々な縁によって作られているもの…
六識園を開拓した先代のお爺さんが、古家の作付戸棚に書残した「無一物中」の戸が今も残る

ある辞書よりの意「無一物中」とは
この世の全てのものは個別に存在するのでなく全てがつながっている。
お互いが今こうしているのは両親がいてくれたからで、それを辿れば無限に先祖は広がる。
今日食した食べ物も、さらには太陽、雨、大地などさまざまな恩恵により作られたもので食べたら終わりでなく新しい命につながっている。お金を出したからといってもそれは仕事という縁があればこそのことで、その仕事も取引先やお客様という縁あればこそ成り立つ。

「生かされていることに感謝の心をもつことによって世界が違って見え、縁なくして何もないという無一物の心境に立つ時全てがつながる無限の世界にたどり着く」 
 
愛用の茶碗にお茶を立てていたお髭のお爺さんを思い出す。

11/19 秋の風景 りんごとモミジ燃える
昔、山のモミジを集めて植えた家周りの庭。 今紅葉がとても綺麗だ。成長早く22年が経過してりんごの木に覆いかぶさるようになった。モミジは選定時期を誤ると枯れてしまう。




朝日の陽光を受け、夕日を受けて刻々と変化する紅葉は心熱くしてくれる
     


11/18 滋賀県・辻沢さんら来園
久しぶりに辻沢さんとお会いする。りんごのなっている所を見たい…「お花」華道の仲間みなさん…その前にお昼の時間、村内(家から3分)の懐石創作そば料理処「吉笑楽」を案内した。古屋改装・純和風、囲炉裏を囲んでの田舎味、束の間の蕎麦本味を満足されたようだった。
 
                                                     「吉笑楽」で
六識園で時を過ごしてから駒ヶ根市中沢・片桐義明さんの菊花を紹介した。

毎年の事ながら、見れば見るほど見事な菊芸術に圧倒される

丹精込められた懸崖、菊簾ほか、見頃は今週25日頃までとか…

土を愛し花を愛す この日、片桐さんにお会いすることはできなかった

「おとぎの国にいるようだ」と…の「テレビ信州」はその日(18日)放映した

菊鉢180鉢と後からお聞きした
11/18 銀紙巻き取り・片付け
11/18 氷張る・霧
庭の欅、椛、ハナミズキなど強霜、霧寒で一揆に葉落ちる。落ち葉も芸術花、1葉1葉に魅味あり…そっとしておいてあげたい。
 
                       薄く氷が…                       野に咲く花色濃く寒に強そう

                                          今日の陣場形山風景
11/17 ボケの実捜す
この時期、土手などに黄色く残る野ボケの小粒な実は寒に晒され香りが特有、束の間捜してみた。アルコール度35に加えると1ヶ月後、黄色く澄んだ美味しい果実酒に生まれ変わる。香りの存在を活かすには極力遅くの完熟ボケが有効で…山野で見つけるにはなかなか難しい。
 
                   野ボケ
11/17 銀紙巻き・果樹園内
11/16 ヒヨドリ・カラス等 害鳥追放試験
環境にやさしい鳥類忌避剤・ハードフリー(広島業者)の説明を松川町大坪宅園で受けた。特徴は紫外線吸収剤による視覚や触覚、臭覚などを同時に刺激して忌避効果を活かすよう考案されマイクロカプセル化した除放制御技術による長期間持続型(雨に関係ない)と云われる。
ヒヨドリ、ムクドリ、カラス等に効くとされ、りんごの木1本に10箇所を付けた。効果に注目したい。
  
  
11/15 思い出になったかな
滋賀県から岡山さん家族がみえた。早速みんなでりんごをかじる。岡山さん宅は家族で社会福祉法人・老人グループホームの職に携わっているとのことで村内、痴呆症老人グループホーム「麦の家」を案内してあげた。
「ホスピス棟」での職員みなさんの笑顔や挨拶が優しい。「元気を頂いています」「仕事に充実感がもてて誇りに思っています」「励みを頂いています」…暖かい部屋に職員皆さんの思いやりや優しさ、仕事に寄せる感謝の気持ちが伝わってくる。
 
                  りんごかじくる                                  麦の家で 
11/14 来園
「以前に人からりんごを頂いた」と当時の六識園のパンフレットを手に浜松から訪ねて下さった。農産物は全てが味に賭かり生産者は皆そのために努力をされている。突然の来園でお構いできなかったが園に入り、木を見ていろいろなりんごを味わっていただいた。丁度鳥除けの糸を張っていたのでそんな話もさせていただいた。りんごは沖縄意外どこにも栽培される。園内現地を見歩いていただけることは生産者として嬉しい。午後は所要のため忙しくお別れした。
11/13 季節の味・「蜂の子」
珍しく果樹園にスガレ蜂の舞うを見た。既に霜が数回降り蜂の世界も巣篭もりの仕度に急がしいと思う。そんな話をしたら中組宮崎さんから尊い今年の蜂の子を頂いた。スガレやアカバチ、スズメバチを目にすることの少なかった今年、味は最高貴重な珍味存在である。

信州の保存食に上げられる蜂の子やイナゴ・ザザ虫  写真はアカ蜂とスガレの子煮
11/12 紅玉撰果
収穫後の撰果を一応終える。後100ケース程の荷造りと先が見えてきた。
11/12稲ワラ運び
昨夜の星が美しかった。今朝は濃霧なので天気良好と思い8時から稲ワラを軽トラ2台で運んだ。例年片桐地区の稲作農家飯島さんが譲って下さるので有難く頂いている。田んぼ内に車を乗り入れ移動しながらワラを積む。そして家まで運ぶ。武田さんや宮崎さんが手を貸してくれて助かる。10時頃から小雨が降り始めたが構わず運んだ。

稲ワラの価値観は多面的だ。果樹園の敷きワラは勿論野菜畑の畝間、防寒の覆いに、畜産の敷きワラ庭木の防寒に、そしてワラ細工様々にと重宝だ。従来家畜の引きワラに欠かせなかった稲ワラも今はコンバインで速こなされ姿を消してしまう。近くの海外流通資材店では海外から輸入の敷きわら梱包が山積みにされている。尊いワラである。
11/11銀杏の
銀杏の味は特有だ。家になり始めて5年、大実銀杏だが年数が浅いのか実は余り大きくなってくれない。樹勢が落ち着くと果大きくなるのはどんな植物も同じ。銀杏を適量封筒に入れ穴を開けてレンジに「暖め」で掛けると写真のように食べられる状態になる。「手の掛かるめんどくさい物ほど美味しい」とさちが云った。棘のあるタラの芽は棘無しの品種が出回るし棘を無くした品種改良も進んでいるが、やはり本物ではない。飽きのこない銀杏味大好き。食べ過ぎでよく叱られる。落果した銀杏の実はカブレル恐ろしさがある。
11/11 ファームサポーター武田さん迎える
11/10山動く・山の変化 静かな安らぎ
朝のアルプスは一刻一刻、見応えがある。7時頃何処からともなく霧が立ち込める。寒気加わるアルプスに朝霧の動きは秋季のやさしさにも写る。神秘的で空気が澄んでいる。秋の空は…本当に「空がきれい」の実感だ。今朝は朝霜がきつかった。いよいよ紅葉燃える時である。

                     中川東中学校
  
               葛北
    
               三共間柱                                        中組
11/9今日の紅玉
完塾期に入り味香を増している。りんごの色が赤褐色に光る。お陰に次々消費される。
大玉はボケの進行が早いので早期出荷が求められる完熟実味を高めるには中玉・小玉が貴重。小玉は量産につながらないので生産者はどうしても大玉志向に走りがち。古木はその点、樹勢が落ちつき完熟度が保たれ味も落ち着いているようだ。消費者の口に入るこの時にこそ消費者の嗜好、食感想、販売反応など気に止めなければならない。
  
11/9 朝の電話
今朝8時45分頃電話が入った。石川県金沢市横川の宮本さんからでりんごが着いたとのこと。きのう薄暗くなるまで荷詰めをし夕方6時頃クロネコ宅急便が荷取りに来てくれたのにもう金沢市に着配達… 夜間輸送とはいえ余りに早いので驚いた。逆を考えれば新潟県のお得意店から新鮮魚を注文すればこちらに朝着き同日味わえることになる。中川から飯島、松本経由。いずれにしても運転手には頭が下がる。
11/9 面白く考えて…面白い…を探す
日々の動きにこだわりの意識やおもしろい…を探す気持ちを持つと、日々何だか面白いことに出会えるような気がしてくる。ただ漠然と1日を過ごしてもつまらないしもったいないので欲心の習慣で生きている。
自然や人、本、新聞、勿論行政、村のこと、りんごや絵など、面白い…の素材はあちこちに散らかっている。しょう(生)がない生き方は所詮しょうがない結果に終わってしまう そんな思いが自分には強い。
11/8 鳥憎し…鳥脅し・・・恐れを知らず
この時期の鳥は元気だ。朝暗い内からピーチク、パーチク果樹園にさえずりを広げる。ヒヨドリを筆頭にワイワイギャーギャー多くの鳥が集まる。つまり大きい鳥がまずりんごを突き、その後を中鳥が突きその後小鳥がと連動するので賑わいとなる。さえずっているのでりんごは突かれていないかと思えばなかなかどうして、あちこちが突かれている。りんごの味を確かめているかのようだ。
果樹園団地?のあちこちに爆音機が鳴り響く。それは人間には煩く感じるが鳥には余り関係のない世界。音慣れと銃の脅威、殺され恐ろしいを彼らは知らない。昔は火薬の匂いを恐れ、又、人や犬の匂いを恐れ銃の音に敏感だった。人間が人間の目、耳で騒ぎ動いても全く苦にならない?。サルも鹿も猪も命が危険とは考えない。そんな現実から適度な捕殺が必要と思うけれど、愛護保護の声重く打つ手の厳しい現状が続いている。

                 笛ロケット
11/7 美味しい「ツボ」の味噌汁
珍しいツボを頂いた。秋冬頃のツボは味噌汁にすると最高の味だ。昔はどこの田んぼにも又池等にも目にすることが出来た。この頃は除草剤のためなのか意識して村内を探してもなかなか手取ることの出来ない珍物である。数日バケツなどで泥抜きをしツボの尻を鋏で切り取り、それを熱い味噌汁にしてツボの頭口から一気に吸い込むとプシュッと口中に入ってくる。それが何ともいえないのだ。とても美味しく格別な味のする田舎珍味の食方である。
11/6 南木曽の堀さん家族来
いつもこの時期顔を出してくださる堀さん一家、今年は女の子の誕生で五人元気な顔を見せてくれた。 堀さんとの縁はもう10年余が経過する。長男は小学校4年生、夫妻仲良く子供たちとの和合は理想の姿だ。みんなりんごが大好きだと言ってくれた。ふるさと駒ヶ根に来られたら又立ち寄ってほしい。会えて良かった。
11/6 美味しい日本の味 野の幸 雑キノコの保存
   冷凍したり、瓶詰めにしたり、保存や調理研究と工夫
松茸が話題に上った今年意外に尊さを忘れられているのが雑キノコ。採ったキノコをきれいに洗いちょっと強めの塩漬けで保存をする。
食べる時には適量出して塩抜きをし味醤油に、ニンニク、削り節をかけて味わう。特別味を加えないキノコの素味がポイントで堪らない味、酒のつまみに最高、御飯にこれだけでも充分な一品秋の味である。

   秋の味雑キノコの塩漬け  塩抜きしてニンニクと味醤油で… 年間保存もできる
今の日本は食べ物があり余っている。日本家族の食卓は必ずしも豊かとは言えない現実を思う。今無き亡き母の暮らしは乏しい食材の中から様々を工夫して生きてきた。食べ物が乏しい時に生まれる創意と工夫努力に光ありだ。飽食するにつれ作る意識を失い手っ取り早い、間に合せ食卓に見える。食の豊かさと食卓の豊かさは必ずしも一致しない。それはおふくろの味や手作りの味を心しない貧しい食卓に思えるから、勿論作る楽しみは消え失せる残念な流れ時代である。

11/6 紅玉取り込み
  
 鳥突きが進むので…収穫を急いだ                        りんごは硬質締まってる

りんごの台木・大木に成長
大国光の親木が大きくなった。老木弱る大国光を偲び母台を成長させ六識園の守木にと残した。だが6月〜7月この木にカメ虫が群がりこれからどうしようかと思案中。この小実がジャムになりそうな香りを漂わせ何かに生きれば面白いのだけれど……
11/4 朝の風景  自然の中に生かされて…
青く澄みわたった空、初霜降りる。寒いと言うより気持ちの良い朝だ。
早々、近所の斉藤さんがクリ茸を持ってきて下さった。いただき物のキノコをじっくりと見つめる。果物に限らず「旬を味わう」ことは一番のぜいたくと思うからだ。その意味で信州の秋はぜいたくな季節もっともっと自然の恵みに感謝しなければならない。
 

朝起きて青い空に魅せられ家廻りに車を走らせた。季節を感じるといつも足を進めたくなる場所がある。

  朝日に照るや 駒ケ岳 清き姿を 仰ぎては  
    高き望みを いだきつつ 学びの道に はげみなん ……元、中川東中学校の校歌

家の裏山から南に見る風景  空気さわやかで爽快

11/3 冬に向けて・スズメ蜂
スズメ蜂や地蜂のスガレを今年は余り見なかった。スズメ蜂は5センチを超える大きさで見るからに脅威的だ。巣を見つけ蜂の子をを炒って食れば最高の味だが正直云ってちょっと大きすぎ気持ちが悪い。昼ごろ家に入り飛舞うブンブンの蜂音、余りに犬のさくらに近づくので叩いた。女王蜂で冬眠の巣を探していたのかもしれないと思えば可哀そうな気もしたが後のまつり。
11/2 紅玉ジュース純100%
六職園の紅玉りんごジュースは下伊那郡小池農産加工場に依頼している。もう20年以上の永いお付き合いで個人のりんごが個人のジュースとして生産する「純100%」こだわり加工に配慮を頂いている。
午前、加工ジュースを取りにさちと出かけた。加工場には集荷された果物と加工済みの品がどっさり積まれている。

     
紅玉720m (写真右)l
小池加工場の小池会長・今年の春の叙勲(黄綬紫綬褒章)受章される
その祝う会(感謝の会)が6月19日飯田市のシルクプラザで催され招待された。
会場には生産者、農産組合、加工流通、販売業界、情報マン、資材業者、普及所など、又、来賓者多数、250人余が集まり農産に賭ける話題の盛り上がった席だった。
小池さんの歩みは54年女性の集落営農を立ち上げた。その後、無人販売所設立、農産加工所設立、今までの実績農産加工への挑戦、と農業担い手育成アドバイザー、他県農産加工アドバイザー、農社団法人農山漁村文化協会講師などに活躍、その功績が評価される。

   受章祝いの席で北沢防衛大臣・小池会長と高橋
会長の小池さんは「確かな原料による手造りが、おいしい加工品を生む」とよく口にされている。
事業の実際は ・持ち味の香り色を損なわない ・鮮度の高い原料本来の味 ・健康食品としての成分活用 ・消費者のニーズにあった味 ・生産者にメリットのある味 を上げる。

加工場に行くといつも声をかけて下さる。
「ほい寄っていきな…」 20分30分お茶を頂きながら柔らかくそして情熱的に明日への農業論を聞かせて下さる。
小池さんは、いつも夢ロマン好奇心いっぱいのおかあちゃんである。…今日も小池さんにお会いをし、お話ができ嬉しい時間をいただいた。感謝
11/2 うわー初冠雪!?
昨夜はそんなに寒冷を感じなかったのに…今日の中央アルプスを見て驚いた。
 
朝空青く…でも以外に寒くない…心して雪感じたのは初めて
しかし待てよ!もう11月 去年は初冠雪いつだったのかなあ…?
11/1 選果追われる 紅玉
  
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