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だより

                     六識園に花咲くころ、樹園にミツバチが舞う。    

    暑い夏、園に温暖化を感じた。(16)  


水を多くたたえた水田などは、周囲の気温の上昇を抑える効果がある。農水省の試算によると、関東の8月の平均気温
では水田10e当たり1日に6.1dの水が蒸発し、その際に気化熱として
361万7300kiの熱量が奪われる。
冷房能力に換算すると、6〜9畳用 のエアコン80台に相当するという。
果樹にも温暖化は不気味だ。  

                          
   
直木賞作家の志茂田景樹さん来園、泊
      都会から離れ、自然に触れてのひと時が、明日のよい仕事につながっていただければを思った。
      志茂田さんとは、東京銀座四丁目「和光」に近い酒飯音「ビードロ亭」で 平成3年初会。
      私は「目がきれいですね」と言葉を繰り返した。名刺に
「いまこの時が出発点」の言葉をいただいた。
講演や子供達への読み聞かせなど多面に活躍される志茂田さん。百歳以上の健康長寿者を全国に訪ね、取材をし本にされた
私も5人ほど紹介させていただいた
。 

 
「100歳すぎても生きる力」 の著書で志茂田さんがとりあげた長生きに共通している六つの要素」 は興味深い
@野菜を多食している
A自分でやれる事は、なんでも自分でやる。

B人生観、信念を持っている
C若いときからよく働いて、手先が器用で足腰がしっかりしている。
D趣味や楽しくやれることを持っている。
Eひとり暮らしでも、肉親や、地域の人と積極的にコミニケイションをとっている
  



       
           
          澄んだ空気、草木の緑、稔りのりんご、 こころ癒し。     朝日新聞取材受ける






     娘が「果樹園を見たい」と言うので 一緒にきましたと新潟大和町から訪れた清塚さんご家族
  




ほのぼのの心は その人の心。





                        
信州大学農学部教授(平成12年退職)高橋祐吉さん来園

「果樹園の面が南向きで、ここはものすごく条件がよい」 肥料は温度により分解する。地面に
併せリンゴの顔色を見て施肥するが「やろうとしてもなかなかその条件に恵まれている園地は
少ないんだよ」と聞かせて下さった。ゥウーと私は頷いた。

高橋先生から頂いた「りんご100年記念の切手」 1975年発行
     
写真(りんご)品種は「スターキング」?






リンゴのいろいろ
果実のサビは春先の雨や中心果でないものに生まれる。
サビ は果実の同化作用を促すためか、「サビ果に味の悪いものは無い」様に思えてならない。


         紅玉に多いサビ果      フランス、イタリアの露店でみつけた地元のリンゴ 
                 見かけは悪く青くても、なぜか味は良かった
                      刃物を使わず丸太でかじる。手軽にポケットに入る大きさ

                     が客に受けると聞いた。
(昭和51年ヨーロッパの旅から)
                 






ヨーロッパでの食事にフルーツの豊富さが
スイス、チュウリッヒのヒルトンホテルから車で約2時間、ロープウエーで20分、更に乗り換え
    ロープウエーで20分の山頂は登山電車客で賑わい残雪の中にビキニ姿のギャルの日光浴者が目につき驚いた。

足を組んでの気取りポーズ。日本を遠くに離れるとそれもまた良しの若心の姿である(当時31歳)
  私は厚手のセイターなのにお年よりが半袖 遠方にマッターホルン雪脈、愛嬌のあるカラス。何とも不
思議な世界であった。(余談)

       

                                           昭和51年写
           
1つひとつのリンゴが、1年かけたやさしい命にみえる
          
「りんごが」透きとおる 左品種は「ふじ」右は「北斗」

     
  ?りんごの本音
 「見て立派」と「食べて美味しい」は大きく違う .
ものの見方さまざま、大きい方が見栄えがあり価値観があると考えるのが一般的。
りんごも大きなものに評価が集まり生産、販売面からみても大玉の方が市場評価がよく価格は高値、
生産量も増し作業も捗る。
小物は選外にもなり小玉、中玉は玉数が増えないと一箱にならない。
         だから少しでも大玉を目標にの「心」が生産者に動く。
              味の作り方は難しく大きくすると味が薄く果肉が荒く味が大ざっぱになる傾向。でも食べ応えはある

「六識園」はいろいろな問いに「手頃な大きさ」「中の上位」を勧めることが多い。
それは、余り大玉より果肉が締まり日持ちが良いと考えるからです。
少家族で朝半分、 後は昼か夜では新鮮味が薄れる。
………
それにしても、大きなリンゴ、桃や梨など果汁一杯な見事な味も現実ですので一概に大小は決めかねず、
硬柔も好みに巾がみられるのでおもしろい。



飯田市の洋菓子店「トップ」の原さん名古屋東急ホテルシェフの相墨さん
厳しいプロの目がいろいろな感想を聞かせてくださる
色を生かす。自然の味を大事にお菓子作りへの巡らしが想像される。
瞬間のひらめき、りんごの生っているところを視て頂けて良っかった。









飯田 お菓子のお店「はと錦」、原さん夫妻 鎌倉の洋菓子「レ、シュール」倉田さん横浜の
お菓子のアトリエ「ル、シュルク」佐藤さんみんな仕事に燃えている。毎日が勉強なのだ。

さまざまなアイデアが飛び出る原さんのお話は夢有り面白く教えられることばかり。

                                             



  時の流れ 
 
静かな自然に、「こんな処があったのか」と、村内の方も驚かれる。
  りんごの木のイメージが変わったと聞かせてくれた。 (H15 10/2)






   
村内、横前の宮崎善朗さん(右写真)は、片桐地区の果樹の歩み、技術を知り尽くされている方だ。
自分で考え、工夫して、自分を試す。こだわることが楽しむことだと聞かせて下さる。
地道な農業。「農業に言葉はいらない」そんな想いが静かに伝わってくる。







洋菓子店、川崎市麻生区、ウイーン菓子工房、[リリエンベルグ]の横溝春雄さん夫妻が突然に園を訪ねてくれた。
紅玉リンゴが喜んでいるように思えた
  (9/30) 

     「澄んだ空気、楽しい時間、おばあさんの働く姿が心に残った」と奥さんから早速のお便りを頂いた。
            洋菓子工房としてその技、名が全国に知られる、「リリエンベルグ、ウイーン工房」を一度訪ねてみたいと思う。

 

リンゴをイメージされたケーキ
 
お客さんが買い求め送って下さった



剪画家、山梨県、八ヶ岳の裾にアトリエを持たれる石田さん夫妻
紅玉が真っ赤に色づいたころ、食道楽のお店「五陽亭」須貝さん、
              「風草屋茶房」奥脇さん夫妻らと毎年六識園を訪れる。仲間意識、何時も変わらない心が嬉しい。(10/1) 
 ほんの一時なのに一年分の元気を頂いたようになる






小春日和の明るい日を浴び、子供たちの明るい声が六識園にぴょんぴょん聞こえた
山々の奥地 大天竜の川霧を見下ろす静岡県水窪町の藤永兼重さんは茶畑面積1haの茶園と暮らす。
斜頚約1haに3000キロの青草投入(1坪当り20kの窒素)有機農法にこだわる。
藤永さんの「やるき」は静岡県農業水産部にも認められ、北遠地域の実農講師も努めら
れる。 農業人にお孫さんが跳びついて園は、ほのかさを増した。(11/6)





こんな時もあった

             
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