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ギャラリー昭夫

「芸術」でなくて「生術」
画を描くと云う事。その都度、自分の中になかったものが発見できる。
新しいことにチャレンジする勇気、内面の自分、心を大事にしていきたいと思う。 

農作業を終えての夜、突然、応接室がアトリエに変わることがある



絵は心だ--自由を楽しむ--------・・

高 橋 昭 夫プロフィール

小学校の時、担任の中村逸夫先生がクレヨン、水彩画を教えてくれた。

中学校担任の赤羽晃一先生は(県展に活躍される)美術教員で特に版画、彫刻を学んだ。

高校時代(下伊那農業高校3年)美術クラブを結成(クラブ長。原彰一先生(元・飯田市郷土史研究家)に顧問として大変お世話になった。


昭和44年、中川有線放送勤務

昭和49年有線番組全国コンクール(企画部門)(心のふるさと四徳)最優秀、農林大臣、郵政大臣 ,NHK最優秀賞、各賞受賞
  以来、「声宝、人財産」を主心に番組企画、制作, 取材、放送プロデューサー、放送一筋の道を歩む。
教えられることばかりで心が燃えた。感謝


(昭和41年)東京農業大学通信教育で園芸科修了。 後に同志48名が昭和51年、ヨーロッパ8ヶ国を農業研修視察。
その折、フランスのルーブル美術館、イタリア、スイス、西ドイツ、オランダ、デンマーク、ベルギー、
イギリス、アラスカなど各国16日間の旅を体験した。観光名所、建造物や黄壁の大学教室、農家、農場、
りんご先進ワイカ園、市場、イタリアの国連農業機構「FAO」など訪問
加えて観光、フランスでのリドのショー、モンマルトルの丘、西ドイツ、ベートーベンの生家、スイス、チューリッヒでのヒルトンホテル(強美印象)
北極通過時のオーロラ、白夜、等など、建物も食事も人も空も大地風景も、全てが絵につながる風情を感じた。
 
渡欧、オランダ航空「DC10」機上で友や親戚,家に当てて便りを書き始めた時、無償に涙が出た。
親を思い、今あるを感謝し、過去を思い、友達にも感謝し、時流早い時を過ごした。(余談)


昭和46年村に画家水谷淳さん(写真)が入村葛島にアトリエを構えられた。先生の師は武者小路実篤、里見勝三、大調和会の理事を
務められながら画業の間には我家を訪ねてくださる事多く、年越し初詣など家族のような、お付き合いをいただいた。

「毎日がゼロゼロ、ゼロの連続」とその誠真な心気で自己に厳しかった水谷先生は東京銀座、「和光」で
念願とされた大個展を開き、その後突然に(虎ノ門病院)悲しい別れとなった。(享年60歳)


「あなたは絵を描きなさい。そのままの心で描きなさい」「庭の片隅に咲くタンポポの花一輪に感じる人が世の中に
一人でも多く増えてくれることを私は望みます」は水谷先生がよく口にされた言葉。
私にとって終生忘れる事の出来ない心の師です。
  水谷先生の友達として当時筑波大学教授、元NHK放送基礎研究所所長で工学博士(現、日府展理事)樋渡絹二先生、
  東京電機大学教授で工学博士中野朝安先生(故)、東大教授の青木昌冶先生ら、共に、再々村を訪れ
早朝から絵を描き、後、時には教え子などと、みんなで夜お酒を酌み交わしながら「人生、学、遊、業、夢、共生、世情、農村都会,政治」
など話題を広げ話が弾んだ。 私自身もよく声をかけて下さりとても楽しかった。
情熱的で、自然を感じ、絵画に燃え、画を楽しまれた先生方とその仲間、心景が今も心に強く焼きついている。

  平成14年2月   中川有線放送定年離れる
平成14年3月    自然界 リンゴ栽培へ
         


昭夫主な活動画歴
                               昭和49年     大調和会15周年記念展入選 (都美術館)
                               昭和50年     長野県展入選
                               平成10年     松村進さん(農民画家)の勧めを戴いて個展 (飯島町レストランさくら)
                               平成15年5月   東京マスターズ大東京展入選      (東京皇居前パレスホテル)
                                平成15年11月  新院展入選 秀作賞          (都美術館)
                               平成15年12月 石川県金沢展に選抜           (金沢県立美術館)
                               平成16年5月   東京マスターズ大東京展 優秀賞  (銀座画廊 銀座貿易ビル8階)
                               平成16年7月   第26回国際交流韓国HMA展選抜  (ソウル市戦争記念館内美術館) 
                               平成17年5月   東京マスターズ大東京展 金賞   (銀座画郎 銀座貿易ビル8階
                               平成17年7月   第27回国際交流韓国HMA展    (韓国ソウルロッテ美術館)

                               平成18年4月  第12回masters芸術の森展  国際芸術新聞社賞 (東京・上野の森美術館)
                               平成18年6月  第28回国際交流韓国HMA展選抜            (韓国ソウル市ロッテ美術館) 
                               平成18年11月 新院展 50号以上出品できず13号出      (その後 議員活動のため休会)
                               平成19年5月  アンデ.パンダン展 飯田
                               平成20年5月  アンデ.パンダン展 飯田
                               平成21年5月  アンデ.パンダン展 飯田
                               平成24年5月  アトリエ展「六識園・心の風景展 自宅
                               平成25年5月  アトリエ展「六識園・心の風景展 自宅
                               平成25年5月  アンデ.パンダン展 飯田
                                              




秋動西駒      (油絵30号
 
代12回mastes芸術の森展…国際芸術新聞社賞受賞





          「生動」    (油絵13号)

                                     






  「夢舞横前人形」 (油絵)50号


                   上画 (部分)

地元に歴史ある人形浄瑠璃(民族芸能)の再現を想い「踊りだした
横前人形」を心絵にした。(頭、人形を鳥の羽根風で煽ってみた)







H20
 
南禅寺東 水道橋の朝日 油絵50






個展などで生命力を感じる絵、存在感のある絵に出会うと嬉しくなる。普段見えていないものが見えてくるようだ。
絵は時間を描いているような気がしてならない。
朝に描く絵、昼に描く絵、午後に描く絵、夜に描く絵、光が動くように絵の出来上がりも違ってくる。気分も異なる。
無理して描いても無理な絵しか生まれない。山を観ても、人、モデルを観ても時が絵を作るような気がしてならない。
だから頭にテーマを入れて描く気質が自分には強い。
絵は辛抱の連続、へたばる訳にはいかない。
試行錯誤して悩んだりワクワクして熱気を感じだすと絵が動き出すような気がしてくる。
人の絵、大家の絵を見て無性に惹かれる時がある。それは絵と云うより作者、その人に出会えたような気持ちになる。
それは絵の力だと思っている。





「おふくろ」 (油絵、8号)
                     
         母がテレビを見ていたので落ち着いて描けた






西駒 50 「生きている山」                               想い  50号
    
山の変化は常に光向で動く。その変わりようがポイント魅力と常に考えている。
朝陽や夕陽を受ける山は輝いて美しい。が、刻々と変化していくのでその捉えは難しい。
他者描き手は山の瞬間をどう掴んで絵にしているのであろう。
山に見せつけられる。よく見つめる。風を掴んだり大地を覗く。心が燃えてくれば描けばよい。よしこの時だと思えれば、ゴー…
四季の変化に時流、そして今の自分、写真でない捉え…だから山・空・大地・草花は飽きない。






習作「裸婦」
  

                    6号                                                6号

                                                  



上画は(下写真)上柳さん(飯田)と清水監さん(飯田駄科)が呼んで下さって、画家の横前秀幸さんと4名飯田銀座南の公民館で描いたものである。
モデルは大阪の大学画学生で2日間、私は忙しく筆とペンをとり、デッサンを何枚も描き込んだ。
有りのままを素直に描くこと。キラキラと輝く美に筆の走りは早い。考えて描く猶予もなく直感的だ。
当時(昭和60年頃)清水さんは「アンデパンダン」飯田支部で先頭に立ち、上柳さんは日商岩井社退社後画家として活躍、
よく、親しくしていただいて頭が下がる。一緒にと声を掛けていただけたことを感謝している。
 お二人の人間味、絵味魅力は思い出の写真(下)から想像していただけると思う。
深く、厳しく、鋭く、きつく、優しく、力強く、ものを見つめて黙々と描き進める。その様子が今も頭に強く焼きついている。
絵も、書も、人生も、人生きる道に、出会い、人の縁がとても大事なことを改めて思う。
「持つべきものは友達」とよく言うけれど、人が自分に目を向けて下さることにまず感謝しなければならない。
そして人から良いものは盗む。それが若さだとも思う。
           
飯田のお店「良寛」で 上柳さん(左)清水さん(右)           燃えて生きよう…の声頂く



下伊那農業高校に清水監さんの大作がある。 拝観し凄いなぁと驚く
先輩お二人、今は故人となられた。
絵は人味を思う。それはお酒を飲んだ時にも感じる心。酒の不思議な力だ。






スケッチブックに…昭夫描く 「裸婦ほか」

手を入れない画はタッチが生きている。下手でも生き生きしている。
手を入れたものは形は整っても死んでいる。
美しく整って死んでいる画より、きたなく見えても息をしていれば良いんだなどと考えることがある。






 嬉しかった…思い出 ………  平成10年 飯島町「さくら亭」で個展の折

農民画家、松村進さんの薦めを頂いて小さな個展を開いた。ほんの限られた展示だったのに東京電機大学の中野朝安先生
はじめ大勢の方々が心寄せて下さり頭が下がった。皆さんの明るい表情が大きな勇気を与えて下さる。
感謝に感謝、忘れてはならない。





心のうごめきで


片桐安夫像 10号                       原よしこ像 20号
          
旧南向農協組合長を務められた片桐安夫さんから突然に「俺の顔を描いてくれ」と頼まれ帰りに自宅を訪ねた。
喜んで描かして頂いた。
常に「自己に厳もって頑張れ」と、ご指導いただいた人…
この絵を見ると…「人、厳と温かさ」今も近くで見守っていて下さるように思える…

村内、葛島の原よし子さんは、80歳を超えられていた。情熱と英知が光る宇野千代さんのような魅力のおばあさん。
常に着物姿で、私が絵を描かせて下さいとお願いするとポーズをとってくださった。
緊張ぎみで、気楽にしてくださいと声を掛けさせていただいたことを思い出す。







大国光  50号







   桃源郷思い(スケッチ、水彩)  「中央アルプスをみる」4号

古い筆が捨てられそう。そんな筆をいじっていて描けたのがこの絵
                   (家のベランダから)









春 スケッチ8号







                                     99 年賀状 (版画)クレパス
0      
テーマは二人                      スケッチ 「里枝」
                                        じっくりと、ゆっくりとを意識して描いてみた










墨画、採画

ある人から来年は「未年」なので羊の絵を描いてほしいと声がかかった。
年賀状に使いたいので少し笑って明るい顔がいいと云っている。
笑って?明るい?それは無理だ…
と…我流、なんとなしのイメージで出来上がったのがこの絵。
依頼者は「こりゃ何だ」の顔をしていた。そこで自分の年賀状として収めたのがこの作品である。
「羊年」に… 羊の顔が人面になってしまった。自分の顔にも似てくるから、想画は恐ろしい










墨画
 03 申年年賀状に    「お猿」

家の周りに野生サルが多い。そしてこのごろは特に人間に嫌われの風が吹く…。
家のすぐ傍に大きなサルが1匹出て来てコンテナーの選外りんごを食べている。
1つ手に持ったので、「もう1つ持って行けよ…もう来るなよ」と声をかけたら、2つを抱えてゆっくりと山に戻っていった。
その後に姿を見せない。食べるものに飢えぐサルの気持ちはよく分かる。
猿、人類全てに明世を祈る











天龍魚、「がごた」 


深夜の天龍川、灯宵で捕った魚が余りにも綺麗だった
 一匹を白大皿に置いてじっくり見つめてみた。楽しく描けた。















            
ベニヤ板に描いてみた 4号                                (S53) 里枝 6号








東京などで、ちょと時間が出来ると、すぐ画廊や美術館へ行くことになる。
誰の絵でも絵には作者の思いがあり、心が感じられて魅せられるものである。
自分の癖、主張がない絵、生き生きが感じられない絵は面白くなくなるので自然に離れていってしまう。
保育園児などの絵は自由があって惹かれおもしろい。
のびのびしていて、へんに理屈がない。
やっぱり絵は心の表現、絵は人なりを思う。








                       
                       
           習作 裸婦 10号                           陣馬形山 10号












         リンゴ園  H19                               春陣馬  美里 50号
   
抜ける青い空が美しく魅せられた                     











「 やる…気 」
パソコンで描いた…










           
裸婦12号                           まどう10号








静秋8号








西駒
 
H23 1/2 書初め
 
H23・年賀状に・・・       H24賀状






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写真への言葉添へ、表現などで尊重を汚したり偏狭未熟なことはお許し下さい。
感謝申し上げます   昭夫
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