のトップに戻る

                                                                 六識園目次  村を見つめて 写真 りんご 絵画


   
 愛猫物語  たま         


            
      身近な動植物に教えられるもの、その生と死を観る。経験、観察…煩悶。
      五感を研ぎ澄ますとまではいかないけれど、ある一匹の猫に目を向けての記録である

       *******
      或る日突然に我が家に顔を見せた一匹の野良猫が.家族に、いっぱいの明るさや和み生きているという命の存在感
      をくれた。その猫が、温かい思い出を残して短い命を終えた。(H19  2/16) 

            
        *******

   愛らしい顔が…   今から4年前、冬の或る晴れた日(H14)家の東窓越しに猫が顔を覗かせていた
   猫嫌いの私は「しーっ」と追い払うが逃げようともしない。捨て猫か、野良猫か?年幾つか。尻癖はどうなのか…
   雪降る厳寒時も家には入れず、この猫は裏外のSS機械の小さな運転座席で1ヶ月余、丸寝で寒夜を過し続けた。

                    
    特別鳴きこむ事もなくじっとしてその場を離れない。ここに覚悟を決めたのか餌ねだりだけの猫とは思えない。
    素直さもありそう。その根強さに負け、これも縁かと、我が家の仲間として迎え入れる事になる
     
      
  
    家には「トラ」と云う雌猫がいる。そこに迎えた雄猫。名前は「タマ」と皆で決めた。尻癖もなんら問題ない。
    のんびりやに見えるが根はなかなかにきつそう。男だ。恐怖感も見せずたちまち家の人気者となった。

        
                                                       猫の年?動物病院で鑑定一歳半とか?


       
     
        「 トラ」ともすぐ仲良しになった。
        トラは人見知りでお客さんが来たらすぐ逃げる。タマはおっとり型で社交的で甘えん坊。人間頼りを感じる。
      
             
             今のお年寄りが若者に接する心構えは「逆らわず、いつもにこにこ、逆らわず」だと云う人がいる。
             例えには可笑しいかもしれないが「自分の位置を見失わない、したたかな考え方か。
             兎に角、タマを見ると心和み家族を惹かせる力が常にあった。
           

         
          花摘作業
                       
                    あぁ、「たま」も来てくれたの… 「たま」はいいこだね… …

      

       
               猫が木に登ることはよくある。が、5分経っても10分経ってもそこを動かない。
             そこでカメラを用意しての写真がこれ…さちが余程に好きか。何か話したいのか。
             それとも、猫の手を貸したいの気持だったのか。実にほのぼのの時であった 









              
  我慢か、集中力か                            気持ち良さそう  それにしてもこの眠姿はなんと…



                 
       緑の中にポツン…動こうとしない                              とら

                 
               なかなかの堂々感                       「トラ」と「タマ」とは…異質?


       
     猫の昼寝とは言え…なんともかんとも               真似をしてぐうぐう


                
     なかなか離れてくれない  何なの…?                              これ朝日が

                 
                                                 こんな事もあった





       
          これが鈍感力なのかなあ                                
                                 



                 
      連のお付き合いもよくしてくれたね                        鳥も友達、なんにもしない



  冬の或る日  「大国光」(りんご古木)に時過ごす
       「静」と「動」か、両者対象的…

         
           「トラ」は枝先高くに…「タマ」はどっしりとして動かず…
       
            「あなたなにしているの」「おまえこそなにしているんだよ」
                                    
       
                    
       砂遊び
                                                         何しているの…タマもおいで


                                                                                             


         
                   家族の肖像
                      
    
          春花咲くころの昼時…




                     
                   夜になるとタマはよく外に出た。夜荒しか毛並みの悪い時もあった。
                   大根干しは11月、のんびりの昼寝は気持ち良さそう。声をかけても知らぬ顔。








                  「慌てず、休まず、退かず」は以前よく世情に聴いた言葉。周囲に惑わされずじっくり構える。
                   それほどに「たま」の眼差しと動作、行動はいつも家族の心をを惹きつけ和んでいった。

                    
                                穏やかな顔であった。 ね…タマ。     

     
     
     今年の2月(H19 ) 「たま」の体調が悪くなった。
     2ヶ月ほど前、前足に傷が片足歩きで日ごとに歩行がえらそうになったので駒ヶ根の動物病院に通う。
     1ヵ月後、猫ウイルスで手術不能と宣告された。後、体が衰弱、病院に一晩預けた次日から家族を見ても逃げるほどに臆病に
     変わった。
     下伊那の病院で中山先生に親切を頂いたが2月17日夜家で静かに眠るように息をひきとった。
     次の朝、りんご園の片隅に葬る。
     
              

   
                                                     H19 2/16最後の夜
              「一つの命、一回の命」 人も猫も同じ 「心」は「心」でつながるものである。 
                 やさしく、強く力あり。  家族の一日の疲れを癒してくれた「タマ」…よ
                                         思い出をありがとう。
 
                                
                                                                                    











続編 準備中
猫のトラシャムH21入居のこと


トラはタマより年が厚い。よくねずみを取りはたらきものの猫である。
 
ねずみを良く取るほどだから感が鋭い。人間の話し声にも反応を見せる。年は15を越える。H22
シャムを可愛がるとトラが寂しい顔をする


 
 
 
 
 

 
H22
 


 
朝帰り 傷だらけのシャム

漠眠                                   H22



平田さんの龍


                                                                                                   H23 9/7                                                                                             

                    六のトップに戻る

                                   六識園目次  村を見つめて 写真 りんご
絵画




   

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送