fo_top平成24年
                         
    デジカメ日記 (2月)

  幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
      魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 

2/29 銀世界の朝・・・
朝の積雪、約10センチ、日中は意外に暖かく10時頃から雪解けとなった。

              六識園
2/27 水清き天竜川 
常の天竜川はこんなに美しかったのかなあ。中川橋に車を止め見渡すと特別美しく感じた。
空気が冷たいせいか、青く澄み渡った空と天竜川、中央アルプスの新雪も眩しく映る。昼頃も肌寒かった。
          中川橋から                              理兵衛堤防造成中
2/23 キンカン食べて風邪知らず
さちがよくキンカンやポンカンの皮煮菓を作ってくれる。
キンカンは風邪に効くようで感謝。それにしても色が綺麗。
 
キンカン砂糖煮                                  ポンカン皮の砂糖塗お菓子

2/23 工夫のお菓子
近所の石塚さんが、大福餅を持ってきてくれた。
中にイチゴが入っていてビックリ、奥さんの新作とか…色鮮やかで工夫され面白い。美味しく頂いた。
 

2/22 りんごと共に・・・感謝
「りんご、まだ有りますか?」浜松の安藤さんと云う方から電話が入った。「未だ5つほど有るけれど毎日美味しくいただいています もう80歳にちかいんですよ」とのお声、「ありがとうございます」と挨拶させていただいた。
「六識園は昭和6年頃にはりんごや葡萄を作っていたようで最近掛け軸が出てきました」とお話すると、安藤さんは「戦前に配給制度というのがあってねリンゴを何等分かに別けて下さったの そのことを思い出します」と口にされた。
戦前・終戦時・戦後、物のない道具のない食料のない時代、おコメや大根、魚の切り身などが配給されて飢えを偲ぶ、その中に僅かなりんごが切り身で別けて下さったのだという。
昭和の15年頃といえば国防費が80%余とかの時代…昭和12年頃、18年~19年…どこかに果物りんごが生産されていたことを知り驚いた。
安藤さんは朝起きるとリンゴを見ながら「おはよう」と声をかけるんですと云い…「おいしいありがとう」と声かけ頂いているんですよ」と話された。今日の日、健康…おばあさんの気持ちが何か分かるような気がして感謝の思いだった。

2/21トラ頑張れ
    

2/20 機械は労働を楽しくさせる
高所作業機を使うようになって丸1日半が過ぎた。やはり使用してみると作業が楽だ。傾斜地があるので連は盛んに「そこは危ないから駄目」と声をかけてくれる。毎日半日は家を離れることになるが剪定は「園の芸」でもあり、やりがいのある仕事だ。

2/19 どうしたらいいのか!「創作の村を巡る展覧会」
中川村のアーティスト・工芸家達による「アトリエ開放展」に出品の誘いを受けた。
衣・食・住・行政など、これからにはより文化性・心が求められる。
折角勧めてくれるけれど最近は油絵を描いたことがない。
でも、村内に自我さまざま頑張る人たちに接すればこちらも元気をいただく。油絵・陶芸・ガラス工芸。木工・活花など・・・
自分とは何か、自分に何が出来るのか、何かに挑戦するは明日の糧になり何より人生を面白くさせてくれる。
東京の石原都知事はある新聞記事に「人間というのは二つのことをやるのがいい。政治やりながら小説書く、小説書きながら政治やる。小説のおかげで、行政の方の思いつきも出てくるんですよ」とあった。
確かに、果樹園に居るときや車を運転している時、ふと意外なものが浮かび急いでメモする時がある。
ものごと固執しても妙案はなかなか生まれない。
ところで肝心の絵は新作がなくアトリエの構えもない。どうしよう!会期予定は5月連休とか。
いっそ六識園そのものの自然感を味わって観て戴くのも良いのかもしれない。…思案中。
昭夫画 家ベランダよりの中央アルプス 
人里離れた丘の傾斜地に広がるリンゴ園。
五月になるとリンゴやサクランボの花が一斉に咲き始め春の香深き候となる。
自然に囲まれ四季の動き、りんご樹などの変化…。
六識園の大地は自然や農業、農の学びを与えてくれる私の大好きな大事な楽園・アトリエでもあるのだ。

2/17 火災の恐ろしさ・漏電
飯田で親しくお付合いをさせていただいている家が火災にあい御見舞いをした。火元は漏電だといわれ驚く。100坪を超える大家で耐火構造の日本建築二階建て。無念なことだったと思う。
壁内での漏電のため火元が耐火ボード内を長時間ビニールを伝りジワジワと全家に及ぶ。そして一揆に発火しての全焼とのことで漏電の恐ろしさを目の当たりにした。落胆の思い深く重くを想えば御見舞いを躊躇悩んだがお会いして確りしていて下さり何よりの思いだった。
火災は人事でない。近代建築の中にあっても漏電では敵わないのか、どうすれば解決策があるのか怖さを思った。再生大変だと思うけれど負けずに強く頑張って欲しい。

2/16 リンゴ園・高所作業機迎える
体の運動・健康のために果樹作業は脚立利用で消化してきた。でも周りの果樹園では何処も高所機を使用している。考え考えて人並みに六識園も購入した。剪定や作業全般にこれからで効果を期待したい。
2/14トラ・シャムが変
猫のトラとシャムが2日ほど前からゴホゴホ風邪をひいたように変なので犬猫病院に診てもらった。
網の目の袋に2匹入れてのことで猫も大分疲れたと思う。猫ウイルスではなさそうで安心したが、トラが食欲なく15才を超えているので負けないようにと願っている。
        
                                  しきりに何かを訴えている・・

2/12 いつ見ても美山・・・
雪のない風景、ここでは変哲ないが、全国各地雪の荒れ模様でここだけ不思議。県外から戴く電話では「雪で大変でしょう」と問われますが、今だ雪掻き5センチほどで1回のみ、皆さんそれをお話するとビックリしている・・・
中央アルプス手前が中川中学校 積雪全くなく

2/8 人形師(どんどろ流人形遣い)岡本芳一さんのこと
芸道一筋、「百鬼人形芝居どんどろ」の人形師として知られ、全国に「旅芸行脚」された岡本芳一さんが亡くなって1年半が経過した。(2020年7月、62歳亡)
その岡本さんが出演された映画「ヘブンズ ストーリー」が、近く3月3日に飯島文化館で上映されると「百鬼ゆめひな」飯田美千香さんから案内状を戴いた。
(4時間38分の長編映画の中に、「人形師」そのものとして物語を象徴する重要な役割を岡本さんが受け持たれたという)
(3月3日午後1時~飯島町文化館大ホール
観賞料1,000円)

岡本さんには4回程お会いしたことがあって、1990年当時、中川村・小和田に滞在された。
百鬼どんどろ」人形師として注目され、後に飯島町本郷に劇団のアトリエを構えられて「アジア1人劇」にも道を広めた。
その岡本さんを訪ねて1992年録音取材したことがある。確か、雪深い日のことであった。温かい御人柄が心に強く残る。澄んだ眼・優しい眼差し、芸の話になると厳しく芸道を説き自説をポツポツと丁寧に語り聞かせて下さった。その折頂いた「唐木孝治さんの写真集」とサインが今思い出として貴く残る。
   
       岡本さんからのサイン                      炎のような燃芸 岡本さん
過去、講演の通知を数多く頂いたのに、ついつい岡本さんの人形芸を観ることなく終わってしまった。
芸よりも人魅力に惹かれるものが大きかったのだ。
今回、3/3(百鬼どんどろ)映画上映で、是非、今亡き岡本さんに再会したいと思っている。
広島県生れ、40代の始発駅に伊那谷の地を選ばれた岡本さん…都合付いたら観てあげて下さい。

2/5 リンゴ園に肥料撒く
りんごの肥料は冬期と春、夏、3回に肥している。
雨雪の空模様が続くので、約70a(7反分)木に応じての量を手で撒いた。例年、りんごの落葉は集めて燃やして処理したが、昨年は病虫害の被害が殆ど見られなかったので、今年は土にそのまま戻すことにした。

           肥料                                 晩秋・収穫後の落葉  
[今回の施肥概要]
複合12−8−10(冬期施肥
特徴動植物有機を分解しやすい形に処理してこれにリンアンなどの無機質原料を加えた独特の有機化成肥   料。燐酸の肥効が高く、健全な根群の発達、茎葉の伸長、果実の形状色調など品質の向上と増収が約束  される。水溶性苦土は極めて吸収が良く燐酸の相助効果を高める・含有動植物有機は分解が早く長効き  するので無機養分との連繁で一層肥効が持続する。
複合有機固形(冬季施肥)
特徴ナタネ粕、魚粉、骨粉などの純良有機質を主体に最少量の化学肥料を配合した有機主体の複合肥料。
健全な土作に天然ミネラル有機肥料(冬季施肥)
 (甘味増進・鮮度保持・品質向上)
特徴カキ化石粉末は土壌に活力を与え、優良粘土モンモリロナイトとの相乗効果極めて早く発揮する天然   総合ミネラル有機肥料。
  ●粘土と有機石灰との相乗効果が特徴  ●土壌微生物 特に放線菌を増殖し連作障害を抑制する。
  ●肥料の効き過ぎ抑制効果       ●成分…石灰・珪酸・アルカリ・カリ・苦土・リン酸・腐食含有
  ●微量要素…鉄・酸化アルミニュウム・マンガン・ほう素・よう素・カオリン鉱物  
2/4 諏訪湖・全面結氷・4年ぶりの「御神渡」
凍結した諏訪湖に氷のひび割れ、昼夜の寒暖差で膨張・収縮を繰り返すとその後が高くせり上がる。
2008年から4年ぶり、平成の御渡りは7回とか。因みに3日の温度は13.9度。

2/3 中国のりんご生産
青森県の黄孝春先生には、年数回、六識園のりんごを味わっていただいている
先生は、中国の出身で弘前大学の教授。青森県のりんご振興研究会の代表として「国際化・自由化段階における青森県りんご産業の活性化に関する研究」などに活躍されている(経済史・経営史・日本経済論・アジア経済論)
雪深い青森から久し振りに先生の元気な声をいただいた。


山東省での「りんご祭り」(黄先生提供)

りんご生産への振興熱が感じられる

りんごの「ふじ」生産量が9割以上といわれる 全てが有袋 ワイカ栽培 

近代農業へ・・果物の生産・機械化、需要など、今後どう進展していくのだろう。

   
2/2 今日のりんご
実りの秋から年越えしたリンゴの「ふじ」。今も18玉から小実のりんごを注文に応じて発送している。
やや小粒なりんごは貯蔵性が高い。保存は冷蔵庫でなく特殊袋で保管。果肉硬質で味良好。

2/1 空気が冷たい雪が舞う
朝起きると大きなボタン雪が降っていた。松本市行きでこれはと心配したが、松本は雪も風もなく驚いた。
 
石楠花にボタン雪 朝                             夕方 家のリンゴ園 
夕方家に帰ると、地区土木部員の方が雪かきを済ませて下さって助かった。積雪7センチほど・・
今季初めてのことである。日本列島異常な寒気。北信、東北などの豪雪を聞くと気の毒に思う。
                                                       
 ・ ・ ・  

Page Top



の改行は必要→
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送