fo_top平成24年
                         
    デジカメ日記 (1月)
    幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
     魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる




1/30 言葉の深さ生きるの重さ
昨夜、「夜空がきれい そこから星が一杯見える?」のメールが入った。
外に出てみると、空気が澄んで星がとても綺麗。月も大きくて見えて、飛行機のピカッピカが移星のようで見飽きなかった。僅かな雲の固まりがポツンと月の傍にあって月明かりで動く生物のようにも見えた。

朝日新聞の今朝の紙面に「久しぶりにきれいな海を見た」という記事があった。映画スター・高倉健さんの「80歳の心境語る」の中味だ。
自分の住んでいる所はさほど美しくなく、それまで「つまらないセリフだな」と僕は思っていたいが、尊敬する俳優、大滝秀治のセリフ・語りが本番で演じられて、「懸命に生きている・生きているからこそ…」の言葉の深さ・一語に気づいたという内容だった。
確かに、震災など人生には思いがけないことが起きる。生きていてこそ、当たり前の現風景を見て、感じて味わうことが出来るのだ。

1/29 伊那市から見た「南アルプス」
中央アルプスとは遥かに違う山並みと雄姿「南アルプス」。
伊那文化会館帰り、富士山に次ぐ高峰が鮮やか。「北岳」はこの日見られなかった。
この脈下をリニア中央新幹線が走るという。信じられないことだ。(南アルプスは火山山脈ではない)

      南アルプス(赤石山脈)・千丈岳?(西春近・農面道路より)Pm

1/28 強い寒気 でもここは積雪知らず

         家近くから見る中央アルプス(木曽山脈Am
気象庁情報では、強い寒気が日本を覆う。積雪は平年の2~3倍で全国各地の寒気も例年にない状況と報じられている。でもここは違う。中川村に雪らしい雪は降らず、今季1度も雪かきをしていない。
果樹木は寒気が花芽分化を進める。雪水は恵みの水、寒気乾燥を和らげ木の保水となる。

              標高1445m 陣馬形山Am


1/18 他所のリンゴ園見る
珍しく、伊那市の中川泰さんが訪ねてくれた。中川さんはリンゴ・梨園と最近バラに拘っているようで、バラの剪定を教えていただいた。そして他所・下伊那のリンゴ園をさちも一緒に視て廻った。
中川さんとさち
例年の事ながら剪定時のりんごの木は実に興味深い。
りんごの味は果樹園によって大きく異なり、土質、標高、樹齢、陽の当たり具合で甘みが勝ったり、酸味と調和したりと個性がある。
葉の無い今時は枝の仕立てが分かりとても勉強になる。主枝、亜主枝、何でも骨組みの大切さが分かる。

1/10 正月のお酒
年頭の思い覚めやらぬ内にと、五人集まり一杯やった。
健康財産、お互い健康身を心掛け、佳き年を祈る思いだった。
1/10 「PHP 」の購読
昨年の末、PHPの年間購読を予約した。2,400円は安い。その「特集」が昼着いた。
人の助けや導きに感謝して…のDCMホールディングス社会長、大亀孝裕さん記「私の信条」
そして、解剖学者、養老孟司さん「二足のわらじ」履くすすめ…人工と自然、仕事と遊び、都会と田舎、オンとオフなどから見える違った風景…。
今という時間に軸足を置くこと、今日という日、目の前の小さな命に心を寄せること、自然とは何なのか・どう向きあえばよいのかなど、再考の時が来ていると養老さんが綴る。「明日への思い」ヒントだった。


1/8 人生はドラマ・NHK大河「平清盛」見る
1118年・元永元の京都「平清盛」誕生のドラマが始まった。
歴史にめっぽう疎いのに、中井貴一の「平忠盛」と伊東四郎「白河法皇」の名演を唸って見る。
ワンパク清盛に、「生きるとは心の軸が身体を支える」「身体の軸が心を支えるのだ」と云い聞かせる忠盛。大河の意気が風として伝わってくる思いだった。


1/6 今日のリンゴ園

朝、薄く雪が積もっていた。
りんご栽培で基本となる選定作業。
寒が凍みると、切ったところから枝割れ腐乱病が発生するので余り急げない。
最近野鳥を余り見ない。スズメもいない。
残り実のりんごを突いてないし熟した柿の実もそのまま黒く垂れている。何処へ消えてしまったのか…。

元旦

昨年は、自然災害の恐ろしさを見せ付けられた。
自然の威力を目の当たりにすると、人間のはかなさ、ちっぽけさを感る。
自然の中に人間が生かされているということ。世界が平穏であることを祈りたいと思う。

昨年末、年賀状作りに、なかなかテーマが定まらず。
思い切って年明けての思いをと心に決めて、平成24年を迎えてしまった。
新春は慌しくスタート。「じっくり慌てず、自分・自然など見つめることから…」20年ほど前、金閣寺への旅先で買った「竹の蟹芸術」作品を持ち出し、家に転がるりんごを組み合わせてみた。
本図の印刷350枚、ハガキ印刷が正月休みで掴めない。
そこに色付けは尚進まず。戴いた賀状1枚1枚に思いを込めての挨拶となった。
改めて、時焦らず、じっくり一日一日を大事に、の気持ちで進んで行きたい。

竹芸の妙…かに                                リンゴと蟹と・・・                
初詣 常連寺・延寿院 Am1:00 除夜の鐘に思いを賭ける
耕地年賀 Am8:30

昭和6年の書「六識園を詠む・・・葡萄園
昨年の末、家の中を片付けていたら、我が家「六識園」の歩みを知る「掛け軸」が出てきた。
いくら見ても「読み」と「意」が分からないので小松谷雄先生家来の折、視ていただいた。 
 
 ○ むらさきの たま雲のことたなびきて ムラサキノ タマクモノコトタナビキテ
     烽にぎわしき えんのうちかな
    ホウニギワシキ エンノウチカナ
          
高橋君の葡萄園をよめる 昭和6年  八十歳 宗古
    「囲炉裏の煙りが紫のぶどうの房のように見え 家の中を明るくにぎわしている」との意
     があるらしい。 高橋君(きみ)とは、お髭の十郎おじいさんのこと…。
 
           大正建家…昭和63年懐家
   くだものが珍しく尊い大正の時代、葡萄園を開拓し「六識園」と銘銘。
   昭和6年には果物生産を手掛けていたことが分かる。

   
   ○ 「らしくあれ」
  
     父・忠人が50歳の誕生日に記したもの。
     常、筆執るを見せなかった父。
     ベニヤ板を鋸で切り、心思いを筆にしたものと想われる。あえて額作らず。大事にしたい     。           
       好きな言葉・・・「己をまげず 人にそむかぬ道がある」 
                 「別に工夫あり」山田無文老大志師匠の書 
             
       さちの在所、その隣家不在の古家の玄関に見つけた書。
       ・・・先方家の了解をいただいて譲っていただくことができた。書に77歳とある。
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