平成23年
                         
    デジカメ日記 (6月)
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  幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
      魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 

6/30 消毒落花40日 オサダン他 Am5:30~
りんごの年間病害虫防除長野県植物防疫協会・防除基準は16回が主な数字。
その散布時期は落花日を基準に定められている。
今年の開花期が昨年より10日程遅れていた。他園は落花52日といわれるボルドー液散布を既に始めている。昨年の作業日誌に基づいているようだ。

6/30 桃の摘果
自家用で品種は「黄光桃」。大玉品種で味は最高だけれど病害に弱く栽培が難しい。挑戦5年目。
飯島町の下平敏夫さんが熱心なので園を見せていただいた。
 
我が家の黄金桃                      飯島町 下平さんの桃園 視る

6/29 猛暑実感34℃
朝から家内に居ても熱いを思う。室内温度計30度。午後2時過ぎ飯田測候所に問い合わせると飯田市で34.6℃、その後の飯田は、南信濃で36.1℃と6月観測史上最高を記録した。
この日の電力消費、東電管内は最大供給力の92.6%だとか、この先どうなることだろう。
家の雨戸を閉め切ると涼しさを感じる

   りんの友達 シャム猫

6/28りんご・さくらんぼ研修 松川町

農家の高齢化が、さくらんぼ生産に拍車をかけている。
さくらんぼは労力が要らないことや台風以前に生産可能、観光バスの来場による客の摘み取りで収穫作業が補える。ハウス栽培のため病害虫防除もりんごより簡略で短期間収穫の煽りはあるが品質さえ良ければ産地化にも見通しが明るいようだ。
親戚の大坪農園も、さくらんぼの新植から4年、ハウスも昨年立派に出来これからに希望を広げる。
りんごの栽培技術、害鳥対応、リンゴ園に多いカエルの孵化なども話題となった。

りんごの果形・側葉        小メダカ水槽に卵を産む蛙、もう一つの親メダカ水槽には卵を産まない

6/26 りんごの摘果
夕方、高森にさちと果樹園視る

                摘果状況、果形などがとても参考になる
6/25老人クラブ農休みPm2:00~4:00
6/25 一つの命心はひとつ死・謎・別れ・・
夕方、「高森の蛍」を見に、りんや連、里枝、巳紀、さちなど5人が出かけて行った。
1人で夕食をと7時過ぎTVを付けるとBSフジ番組で、5ヶ月程前突然に亡くなった韓国歌手で俳優の「パク・ヨンハウ」のことが母「ヨンナン」さんの語りを中心に放送されていた。
今まで全く関心のなかった「ヨンハウ」という歌手。亡くなる4日前には日本での公演をしていたとのこと。
「ヨンハ」が何故突然に自ら若き死を遂げたのかその息子の死への謎を追うもので次第に番組に惹かれていった。
末期ガンで死期近かった父の病状。母のわが子に寄せる追憶。飢えに苦しむアフリカの子供たちに心向け国際感覚ボランティアの活動日々、ヨンハウは単なる人気俳優歌手とは異なるものだったようだ。
青春32歳とか? 母ヨンナンさんは遂最近、日本の東大震災の惨状地に立った。
生きるとは…死とは…別れとは…人の一生、人の命とは…そして歌手として人に歌を聴かせたこととは・・・・
ヨンハウが残した生前の歌声に…「君に送る愛のうた」「Stars」「夜空を見上げて明日を祈る」などの詩歌曲が意味深く聴ける2時間で夕飯をすっかり忘れていた。


「アートの世界」この頃NHKが「岡本太郎」や「ビートたけしのアート」など芸術関連の番組が多い。
在日中で、世界が注目するアメリカのミュージシャン「ガガ」は東北震災復興に手をと来日した。ニューヨーク大学など有名校数校入退学を繰り返えし前進するガガは、アートを学ぶのでなく「アートを創りたい」と「名声の社会学」に挑んでいる。パラフルなアーティスト、パフオーマンスは農村に馴染めないかもしれないけれど中川村にはアンホルメル美術館がある。
中川村にもアートの話題、若者に高まれば…を期待したい。 


6/24 魔の大震災・仮設住宅避難家族の悲哀
東北・福島県川俣町からさくらんぼが届いた。
便りには避難民として4月19日指定され今は温泉ホテル、6月26日から80名が農村広場仮設住宅での生活が始まると記されていて驚く。
仮設は2LBKで電化製品6点セット、皆テレビで神経質になり若者は離れ、孫は安全な学校に移動した。
東京農大通信教育で同期に学んだ広野宗助さんからのことで、避難宿泊の現実が大変なことを実感する。
いつまで仮設の生活が続けられるのか、厳しい猛暑これからの暮らしに負けないことを遠方に祈る。

6/22高森眼科医 受診
目がすっきりしないので診ていただいた。視力両眼1.5で異常なし。
6/22 自然・農業生産
農業などの生産流通販売をよく視ると食品の全てが味への挑戦にある。
何でも作って売り込め買ってくれと願売しても、味が悪ければ次回見向きもしてくれない。
この頃出回るニンニクや、キューリ、ジャガイモ、アスパラガスなどでも「何でこんなに味が良いのか」と思うほどの「美味」に驚かされることがある。

     
伊那市のグリンフアーム直売所
肉や牛乳、パン、卵、酒、米、粉、全て味良き生産への気概生産努力がなければ売り物にならない。
農業には土作り肥培管理が基本にあり土質を考えれば適地適産が重要視される。
農業振興の話題も大きい、確かな生産と信頼から生まれる販路消費者との縁が基となる。
農業で恐ろしいのは「豊作貧乏」、どんなに品が確かでも量が多いと値が下がる。
人が多くに作らないもの、又収穫時期や品種選択による販売戦略も必要となりそう。

国道など車で走ると昼時駐車場の混む食堂は総じて味が良い。味が客を引くしそれに至る大変な努力工夫があると思う。勿論同じ物売りでは芽が出ない。重ね重ねの努力は限なく続くことになる。
何れにしても体験が技人を作ると思う。
りんごの栽培から学ぶことも多い。日々の作業、自然との融合、管理に気抜きは許されない。
雨期に於ける消毒の消化、時期を外してならない厳しさが農業にはある。
りんご木の変化が、季節に乗じた作業を教えてくれる。
生産の苦しみや失敗の重ねから、踏ん張り、耐え、努力への力が育ち、そのことが農業の面白さや、やりがい、やる気につながっていくようにも思える。


ニンニク新鮮!「香りと味」
伊那市のグリーンフアームで観るからに美味しそうなニンニクを発見買い求めた。
栽培者名は伊那市・中村義明さんとある。6株400円。
帰りの乗用車の中はニンニクの香りが…しかし違和感は全くない。
6月今時は収穫期なのか、さちが薄く刻んで食べてみたらと云うので「出しつゆ」で「御飯おかず」に添えてみた。結果は春夏の味新鮮で採り立ての美味をじっくりかみしめることができた。身体にも効きそう・・・

6/22 雨・雨・又雨 さくらんぼ収穫できずの不作
雨日が続く。さくらんぼは雨に弱く今年のように不作な時はない。殺菌、害虫の防除ができない。
りんごの摘果や桃、スモモの摘果等に日々追われる。
 
                 雨続き残念 乾燥状況でないとダメ・・
6/21 りんご消毒落花30日「ダイアジノン」他2500リットル
6/20 ビワの香りが・・
高知県,蒲原さんからビワ・スモモが届いた。南国、処変わると果物の味も変わる。添えられた数枚の葉の緑が新鮮で初夏の芸術か!、心寄せいただいて頭がさがる。
  

6/20伊那市バラ園高遠しんわの丘」を見る
午後から雨降りとなった。高遠桜公園に近いバラ園(ローズガーデン)が見頃と聞いて、さちと出掛けた。
約80アール、品種が豊富で見応え充分とても勉強になった。赤白オレンジ色、ツルバラなどの数々鮮やかさと葉色の美しさが印象に残る。

成園8年が経過、山裾の傾斜地と休耕田を生かした工夫と努力が感じられた。
担当の森さんが親切丁寧に肥培の管理・消毒や剪定のポイントを教えて下さった。
みんなの地道な努力、協同の力が大きいと感じた。バラの開花期間は管理状態で決まるとのことだった。



中川さんから頂いたバラ   挿し木で増やすことになる


6/20 さくらんぼ・桃・スモモの消毒
毎日が雨模様で思うように消毒ができない。果物は時期再々に作業消化しないと後が続かない。行事続きで自然相手は大変で言い訳は許されない。明日できればリンゴの消毒。
6/18 帯状疱疹病院へ 大ごとなくて済む 午後から雨

6/15 キャンバス・・・魅力のTV番組「たけし アート・ビート
今日もおもしろかった・・・天才写真家の荒木さん
日々の暮らしは一人ひとりが作者であり挑戦である。自分を試す、人を観る。

固定観念に閉じこもることなく、のびのび発想変れば視点広がり人生のおもしろさも大きく変わりそう・・

6/13
 

6/12 千葉県鴨川市の高橋通夫さん(フアームサポーター)ひょっこり来
海に近い高橋さん宅、地震津波の被害なくほんとに良かった・・ 
信州の空気が吸いたくての旅路、頂いた自家産ビワと私の誕生祝いにと千葉の日本酒まで頂いて・・・感謝
  

6/10 サクランボ作柄不良
春先の寒冷か、開花時期の連雨のためか、結実薄く果割れ果形が良くない。
樹齢50年の大木で、ハウス覆いは不可能。でも家の尊い果木として大事にしてあげたい。
今日は、鳥除けの糸線を桜木全体に張った。明日は雨と聞く。
 

6/9 週刊誌に・りんごは「放射能排出食材」 りんご1日2個で体内セシウム63%排出
りんごの皮や芯に含まれる「ペクチン」は、「セシウム」などの体内の有害物質を吸着し排出する力が大きいといわれる。りんごは最も排出効果が高く他に桃や、いちご、ぶどう、ココアやプルーン、切干大根にもペクチンがあり、熟したりんごに効果性が高いとあった。りんご生産農家には嬉しい話だ。

6/8 滋賀県から小鮎の煮付け頂く
琵琶湖にとれた鮎に火を通し酢味で纏める。モロコなどの鮮魚煮など心品3品を頂いた。
きっと時間を掛けられて、ゆっくりジックリ煮込まれたものと想像する。
創ることの楽しみをいただいて、貴く味合わせていただく。感謝。
 

6/8 曇り
 
                      アンズ、サル梨、山スグリ 樹齢30年を経過すると・・・
果木・庭木は移植が難しい。将来を見越して植栽しないと大変なことになる。

6/7 りんご・サクランボ・桃消毒 
曇り、風無く、消毒には好日。
朝から丁寧に防除3,000L 、殺菌剤とクレフノン・殺虫剤はダントツで防除暦に従う。
殺虫剤は今年初めての使用。6月下旬までは果に薬害が出るため有機燐剤系の防除はできない。
ダントツは次日に防除果が食べられるほど弱性の農薬でアブラムシ、ケイムシに良薬・・

午後から果樹園の草刈、草の伸びが早く草と戦争。

6/5 日曜日
リンゴ作業にみんな集まってくれる。
午後4時頃、ラジオから、長野県下に「竜巻注意情報」が流れた。今まで聞いたことのないこと。
 
6/4 久し振りの摘果
ラジオに「生きていく力」の言葉があった。
りんごの1年を視れば、今の作業は数多いリンゴの実が木から摘まれてく。
りんごにすれば首を切られる大変な時である。どのリンゴが勝ち残るのか、リンゴの生長を掛けての選択である。ある意味,リンゴ木全体のバランスを計る奥深い作業。

この頃、蛙が急に果樹園に鳴くようになった。リンゴ園に虫が出始めたからその虫を食べに集まってくる。その蛙を蛇が狙うのかもしれない。虫をキジが追う。自然観察、動きは豊富である。
鳥のさえずりの中に、ラジオからは「あるはずの 町無き空を 鳥返る…」寺島正さんの詩が紹介されていた。東日本震災の地を詠う悲しみである。

                       50年余 昔から家にあるバラ 品種が分からない

6/2・・・
6/1 ・肌寒い・・

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