fo_top平成23年
                         
    デジカメ日記 (1月)
  幼稚なもの たどたどしいもの 素朴なもの 生活に即したもの ありのままのものにいかにひかれることか
      魅力とはそうしたものだ 泥くささの中から 貧しさの中から 台所の隅から はきだめの中から真実が生まれる 
1/23 りんごの木・枝見る
 
りんごの木を見る 納得いくまで見る 他所のりんごの木も見る 分からなくなったら又見る 木が教えてくれる
 

1/20 凄い””自由を自由に…自閉症天才アーティスト
  佐々木卓也さんに魅せられるAm9:00〜TV 
 
世の中には凄い人がいるもんだ。
TVで、造形作家として活躍される佐々木卓也さんが東ちづるさんのレポートで作品と共に紹介されていた。
自閉症という病気を知らないが病気を離れて三歳の頃からさまざまな作品を生み絵や陶芸芸術に集中、直感力か作品への執着、感性なのか佐々木さんのフアンになってしまった。平成の山下清か!これからに注目したい。
近く東京で個展を開かれるとのこと。 是非、連、りん、を連れて東京に行きたい。

1/22 鳥のさえずり
ヒヨドリからツグミ、鳩、メジロ、エナガ、スズメなど特に朝方家周りに集まる。残果のりんごを逆さになって啄ばむメジロ。
ヒヨドリは枝が決まっているのか時々同じ場所の枝に止まり廻りを見渡しながら行動している。
冬の果樹園は枝から地上に舞い降り、落ち葉に隠れるりんごを突いたり枝に何かを突く鳥の姿が目に付く。
中川村出身で動物写真家の宮崎学さんが「獣、動物全てが掃除屋さん」で「自然界はあらゆるものが無駄なく生かされうまくできている」と云われた言葉を思い出す。
   
               ヒヨドリ                                      メジロの逆さ突き

1/21 家周り ベランダから

1/20 おお寒い!寒の入り 今日の風は凄かった…
朝からの冷え込み、このごろは全く雪雨知らずの晴天続き。冷たい風が頬を痛く撫ぜる。
 
 朝日の出6時50分                                        剪定のさちを追うシャムがかわいい


1/19 新しいものを始める時こそ、情熱が生まれる」
夜の7時過ぎあちこちから電話が入った。「TV見ている!?」とのことで「SBCスペシャル番組」を開くと、4日前にお話をしたばかりの小池加工場の小池社長さんが出ている。
「地域を救う農産加工のカリスマ」として紹介されていた。

番組は「加工場ひとすじ」その業に燃える小池さんを慕って加工の新製品に打ち込む生産者を紹介しながら、そこに指導される小池さんの姿を追うものだった。
小池さんは番組の中で「新しいものを始める時に人間情熱が生まれる」と話されていた。

 その道ひとすじを貫く        小池さん受章式会場で北沢防衛大臣と



1/19 朝からりんごの剪定
さちも一日一緒だった。ふじ、つがる、新世界、シナノゴールド今年は良いものが出来そうな予感。
夕方5時50分頃松林から満月が登り始めた。大きく見える。とても綺麗だ。冷え込んできたので果樹園を離れた。
 


1/18 それは!ダメダメ””
りんごの剪定でその道ひとすじの方に果樹園を診てもらうことがある。

その人の目の前で自分が良いと思う枝を切ろうとすると「それはダメダメ」と止められる。
切ってはならない枝を切ってしまっているのだ。
切った枝の分は翌年その分又芽が吹き返すので切り過ぎないことが基本だとも聞かせて下さる。 総じて切り過ぎているのだ。

柔らかい枝の仕立て、その柔らかい枝を作るためにも極力枝を切らないことが求められる。先切りはしない。
切れば切るほど樹勢は強くなり良い花芽が着かない。 (整枝は去年今年来年を考えつないでの作業)

剪定には鋏を使わず、切れるノコギリデで不要な枝を切り落とす。その教えを頂いての剪定が今の私の基本となっている。

1/17 施肥の準備
春肥のメニューを今年変えることにした。
微量要素にN分は油粕を加えて地力を付ける。枝を多めに残して猛暑対応につなぎたい。
施肥は木を一本一本見ながら雪の日に手撒きをする。
1/17 朝から風強く雪まばら 高森町の「御大の湯」で疲れを…

中川村は信州の豪雪地帯と思われているが、現実南信州、特に中川龍東の葛島は、未だ道路積雪が見られない。
正面に見る中央アルプス山沿いは雪荒れ状況で飯田方面も雪降りか真っ白に見えるのに伊那谷でも此処は降雪・雨共に少ない。
なぜだろう。?

青森県の黄さんは電話で雪が今約1mと云われ、鹿児島も5cm積雪、渥美で 1901以来の雪とテレビが報じられた。
昨年11月に訪ねた「日本で最も美しい村」加盟の岐阜県白川村役場は今日水田積雪1m85cm(H23 1/16)とのお話で驚かされた。
昨年9月白川村

余りに一日寒かったので、夕方高森町の温泉「御大の館」にさちと出かけた。

雪厚く、大浴場は日曜日とあって、今まで目にしたことのない混みようで男湯30人を超える。
真っ白な湯気の立ち込めで人の姿も見えないほど。水温計は44の熱さだった。(通常40〜41

中川村には人気の湯「望岳荘」があるが松川町の「清流宴」 高森町の「御大の湯」にもよく足を運ぶ。
村からは外湯へ、村外からは「望岳荘」に来ていただく双方向を求め、望岳荘のことが各湯でよく話題となる。

「サウナ」へ入って約15分、室内には疲労回復、ストレス解消、血行促進.血圧降下、皮下脂肪除去、自律神経安定などの表示があった。
 
「御大の館」は高森出身 「御大」と親しまれた元明治大学野球部監督・故島岡吉郎、野球殿堂入りの偉業を讃えて命名された

1/15 寒が凍入る我が手
それにしても寒い。ここ四五日の朝夕は選定の手が針を刺すように冷たくなる。
焚き火で手を温めると手が甘いという感じで生がないようにおかしくなる。手袋が当てにならない冷え込みを思う。
1/14 りんご・ふじのジュース加工
4時頃から大粒な雪が降り始めた。
夕方小池加工場に選外りんごを運んだ。工場軒には加工用のりんごが山と積まれ6時半までの勤務で作業を進めていた。
社長もおられて県産直サミット、農業の多面的機能を守る直売所などのお話ができ、「昨日中川から視察があり多種加工は余り急がない方がよいかもしれない」と話されていた。
 
帰りに飯田のスーパーを覗いた。
愛知産のみかんが10`箱で大玉LLが1,000円代と安い。小玉のSSは3,000円代でミカン価格は小玉の高値が目についた。
1/12 選定は全てが試験木
リンゴの木々は一本一本樹勢が異なり樹齢が違う。品種も違うのでこれと云う選定の決め手は薄い。
木をよく見ながら枝選択をすることになる。
年々試行錯誤の部分があり全てが試験的処作で、製枝仕上がりが生産につながるので楽しみな作業でもある。

木は手を入れないと、木自体が樹形を整えバランスよく枝を出す。
変に人間が手を入れると樹形が乱れ木が荒びたり木の勢いがなくなる。病気も発生する。木と話をする心理が生まれてくるから面白い。

人を選定にお願いできるが、木にも人にも癖があるので、できれば自分で選定するのが理想。
 でも面積が一haに近いと思うように事が進まないから困りもの…人の力を頂くことになる。


りんごの落ち葉をかき集める
木の葉は本来土に戻すのが理想。しかし病虫害を葉から守るために例年葉をかき集めて焼くことが多い。

朝の冷気は0.7℃と痛いほど でも日中は穏やか     りんのこの格好はなんだ? まるで蒙古かエスキモーの子か…

1/10りんごの木の下で…美酒一杯
前日夕方、大分落ち着いたのでお酒でもゆっくり飲むかな…と近所の友を家に誘ったら、「今日は柿揉みの整理でダメだけれど、また何時か果樹園ででも魚のムシでも持っていってコップ酒でも飲むかな 美味しいかもしれないに…」とのことで別れた。

今日午後、りんご園で選定をしていたら、彼がコップ酒とムシを持って歩いて来た。
のどかな陽気、空は青い。草こそ無いが枯草をひきあぐらをかいての一杯である。
近所に車が走るが問題ではない。昔の尊い一休みの姿だ

近所同士でも、なかなか合えない。話もできない。まして酒を飲む機会などなかなか生まれない。

自然の中に身を置き開放されてのんびり気分、季節の風に包まれて、幼い頃の遊びや今亡き父母のこと、農業高校の頃のお互い、これからの10年?など話ができた。

魚のムシを放張り、噛締めての酒味…本当に贅沢な時間だった。感謝

1/10同じ空の下で 子どもの頃たくさん獲れた魚… たなご
今の天竜川に、あのフナに似た小さく綺麗な魚「たなご」は生息しているのであろうか?
 陽の当たるおだやかな暖かい日和に川に遊び川に戯れ無心に魚を獲った幼い頃を思い出す…
 
 そこには都会に味わえない自然との自由なふれあいがある。
今の教育には尊い自然を生かす工夫がされているのか子どもたちを自然の中に見ることが極めて少ない。

天竜川は危険な所だから近づいてはいけないという。遊んでもいけない、入ってもいけない、一人ではいけない。刃物は持ってはいけない。山も危険だから入ってはいけない…?といけない尽くめ…
恵まれた自然が溢れているのに、広大な天然グランド山河に目が向けるられていないような気がする?

 自分たちの小学校の頃はよく山河に遊び自然に学んだ。授業の時間天竜の河原でみんなで作った畳4畳ほどの大凧を上げてみたり、校庭に木登りを楽しんだり、天竜で泳ぎ八目ウナギをとったり、赤いナマズに似たサソリに刺されたり自然と共にの思い出が残る。
外へ出るのがみんな大きな楽しみ拍手喝采だった。

今の子供たちの心も同じだと思う。
日本は安全のために自然に対して規制を強めるばかりで、おもしろみのないストレス社会となっている。
無難主義も大事だが程度があるようにも思う。生きるに安全は第一だが人育の場として何か欠けているようにも思えてならない。

自然相手に遊び方を知らない子どもがふえているという。 人間は自然の中に生かされている。自然から学ぶことが必要だと思う。 
1/9 酒・寿萬亀
千葉県からお酒を頂いた。素敵な布に心込められてのもので恐縮した。
正月の祝酒に友との「寿萬亀」の味が心に沁みる。ありがとう。
1/8 山魅せられて・・・
新しい年を迎えてあわただしい時が続いている。遅れている年賀状挨拶記も深夜数日が続いてきた。

新渡戸稲造の言葉に「 急ぐな だけど休むな 」の1語がある。
自分を見失うことなく、マイペースでじっくり進みたいと思う。そして小さなことでも心動いた時を大事にしていきたいと思う。

とは云え、果樹園の選定も急がなければならない。苦しみと楽しさの実践だ。
そして遅れ失礼している親戚年始挨拶廻りも大事な日程、村内、外、朝から1日処変えて車を進めた。

中央アルプスが目前に近づく。改めて勇姿・豪快・重厚か…アルプス迫力を目の当たりに感じる。
私は意識しての登山体験は無いが、岩登りの崖に身体を託す陶酔感、深雪に身体ごと雪の壁にぶっつかっていくときの充実感など、山登りに血が騒ぎ正月山行の思い出を熱く語る友を思い出した。


よく見る
絵の魅力は瞬間にある。
よーく自然の変化など実際を見つめると、そこに心寄せられ絵になりそうだがその術実際は難しい。
魅力の絵を見つめるとウズウズ描きたくなってくる。


 




1/8 味噌に込められるフキノトウ

フキノトウ味噌を頂いた。その気になればどこかにフキノトウの有ることが分かる。
陽の当たる風当たりの少ない南面の傾斜地には11月頃にも採れるを聞いたことがある。
よし!明日は果樹園の片隅にあるフキノトウの出る場所に行ってみよう…消防団の出初式もあるけど…
1/6 りんごの木・選定
りんご生産の是非は選定で決まる。
昨年は今迄に無い猛暑を体験し、りんごの日焼けや、病害虫防除の有り方など、木の仕立てに大変管理上勉強となった。

選定に於ける整枝のあり方。
日焼け防止に意識して枝を多く残す必要性とその為の消毒が効率よく生かされる選定。
 
途長枝が出ないための調整枝の有り方。
形の良いりんごが着く枝の在り方。

  
着色や味の良いりんご生産のための選定。

 
 従来と異なる選定技術に様々教えられた年だった。基本として枝の切り過ぎに極力注意していきたい。

 
1/5大坪家ファミリー
里枝の嫁いだ大坪家の在所はりんご生産専業農家、直売店も開いている
連は、つなぎに地下足袋、選定鋏を腰につけて張り切るお手伝いが大好きです。

1/5 南天の赤実
中川村には南天が多い。それなりに栽培をして販売される農家もある。
南天は赤い実玉が小さく、実付きの良いものが良品とされているが、写真のように葉が深緑に輝いているものは少ない。
実を蒔いてみたらどんな南天が生まれるのか、そんなことを思った。
1/4 隣組の新年会Pm2:00
1/3 絵手紙頂く

          蒲原邦さん作
   
1/2  事始
 
                2日 書初め  西駒              連 りん作  凧に書く
 
                                  工夫してとても楽しそうでした
H23 1/1 元旦 2011の夜明け
新年 明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。


雪無き元旦の朝 晴れて風なし 
皆様のご健勝を折念申し上げます 
山暮らし、自然の中に生きられる幸せ


ホームページ(HP)の重ね…
6年程前、パソコンも語学知識も全く無い自分が、豊橋の従兄弟の親切な進めでHPをスタートさせました。
デジカメを用意し、日々の動きとその日の六識園を時流に一貫した筋書も無く順序も無くあれこれ拾ってみました。
内容は単純で、写真と解説を加えた私なりの記録です。

昨年11月、東京原宿で、多くの作家や監督、詩人、評論家など、黒柳徹子さん進行で著名な人達と出会う機会がありました。
その席「過ぎ行く日々を大事にして、あなたの感性でHP を続けて活きなさい」とHPへの温かいアドバイスをいただきました。
夕方6時頃になると、今日の一日がどんな日であったか、自分なりに自分に問いかけています。
日々の小さな発見や心の揺れ、その記録をすることで、自分自身や他の誰かに、何かしら意味のあるものになればと思っています。

夢は平等にみられるもの…と99歳の詩人、柴田トヨさんが今日のテレビで語った。
「人から優しさを貰ったら貯金をしておこう。そして困った時にそれを生かそう」とも話された。
挫けずにがんばりたいとも加えられた


                          陣場形山の朝

 
          小鳥たちのさえずり かわいい「エナガ」

古人は川のほとりに立って「水の流れは昔と変わらないが、水はもとの水ではない」と言った。
我が家の庭に集まる小鳥たちを見ていると、それに似た思いがしてならない。


今年はレモンの年だよ
 今年の干支は卯年、ウサギのように飛躍できるか?
 


            年賀状 横前秀幸さん〜頂く
正月の手料理 手作り楽しむ・・
自分は何も作らず、さちの作るを見ながら、あんまり沢山、器に盛ると価値が薄れる小出しがいいかもと遠慮しいしい口にすると、「そんなことやっていたらゆっくり休めないの…」と、どっと盛ってきた。
確かに、田舎ではどさっと大盛りが料理の醍醐味なのかもしれない。暮れに頂いたものを生かしての創作あれこれでもあった。
    

「あんぽ柿」に注目したい!
この地、伊那谷は市田柿が主産、平種(平無柿)は金にならないと木を切る農家が多い。
我が家にも1本あって毎年実を付けるが市田柿と違って干しても黒実を帯びた出来上がりで市田柿のように綺麗に粉がこない。でも出来上がりは甘くりんごに添えて贈答箱に入れると大変評価が高い。市田柿に変わった製品にならないかと思考中…
そこで最近口にする県外産「アンポ柿」を味見している。
柿は健康食品とされ「あんぽ柿」は一個500円という高価な物もある。

今回頂いたものは福島県産・量よりも如何に希少価値が高めるか。外装、味にも注目している。
  
                   あんぽ柿

              りんとシャムは仲良し




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