平成21年
                         
    デジカメ日記 (10月)
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10/31 日が経ってもあの光景が目の前に…
先月23日六識園を訪れた埼玉県の栗原喜一郎さんからお礼の便りを頂いた。その折には全く口にされない栗原先生。早速の心温まるお便りに恐縮して電話を掛けさせていただいた。

「日が経ってもあのりんご園の高台から眺めた景色、中央アルプスとの両仙を観てのその記憶が目から離れないんです」「一人ポーッとするような一時…高台から見おろした光景が目の前に浮かんできて忘れられない」「あの時頂いたリンゴの大国光は今もそのまま見ていますが、重さはどの位あると思いますか?」あまり重さにこだわったことがないのですが…「計ったら700グラム有りました直径が11センチです。これは記録に残されると良いと思います…」私が気楽にお話し過ぎて失礼やご無礼があったのではないかと思っているのですが…「いや生き方を説明することを是非続けて下さいありのままは信州の誇りが表れる訪問するする人には忘れられない旅になるのですから…」
栗原さんから頂いたお話が心に沁みて嬉しかった。電話をさせていただいて良かった。
  
 写真(左)が栗原さん…果樹園高台で…バックはネクタリン木          大国光 700グラムを越える

10/31 朝ファームサポーター遠藤さん遠藤さん帰られる。

10/30タルト紅玉の味
りんごの甘味と酸っぱさを生かしての加工さまざま。お店により異なる仕上がり。シェフの腕の見せどころ…
    
10/30稲ワラ運搬
毎年村内で稲ワラを譲って下さるお宅があり今年も軽トラで運んだ。コンバインの普及でワラも尊く感じる。野菜畑の畝間に、うさぎや鶏に腐葉土にと使い道が広く助かる。
10/28リンゴ園にシルバー(銀紙)を…
りんごの着色を目的に特にふじりんごにシルバーをひいた。太陽光の反射で園全体が明るくなる。今年は作業が遅れた

   


10/29紅玉りんご完熟終盤へ
9月下旬からの紅玉りんごも完熟期終盤に入った。注文に応じて収穫、荷詰め発送をして常に新鮮を心がけているが鳥つつきや枝ずれも多くなる。完熟から発生する黒点も目立つが仕方ない。紅玉りんごは生食者と加工りんごとして使われる方お店も多い。熟期が増すと蜜果も増えて果の香りを感じる人も増えてくる。果物はりんごなども早期収穫が値も良いことから早出しとなりがちだができるだけ本当のりんごを味わって頂けるよう適期収穫を心がけ味こだわりのお客さんが一人でも増えていただけるよう心がけている。
    
早採りより完熟した方がりんごの日持ちは良いように思われる。      完熟選外はジュースに加工に                   


りんごの旅 夜間運行宅配便
中川からのりんご荷はまず飯島に集められる。その後ある宅配車によると一旦松本に県内収集され、松本から大型トラック便で日々全国各県に向けて配送される。青森は翌日、九州、北海道は一日おいての配達。凄い機構だと思う。
10/28朝霧
朝起きると珍しく霧だ。急いで家の見える裏山に登ってみた。霧、気流忽ちの変化だった。

10/24菊作りは土作り 今年が楽しみ
秋を感じるこの季節に頭から離れないのが駒ヶ根市竜東地区、中沢、片桐義明さん(71)宅の菊。今年は10月26日頃から11月25日頃までが見頃とお聞きした。
毎年その数の多さと圧倒される菊芸術、菊の魅了に取り付かれてしまう。言葉少なく控えめな片桐さんにお話をお聞きすると菊育ての楽しみや難しさ、やりがいなど根の入れよう本気度が伝わってきて凄いと思う。果物、野菜など農業生産物全ては土作りが基本にある。晩秋11月末に菊が咲き終わると同時に次年の菊作りが始まり(土は前の年に作る三年がかり)年間を通じての手入れは限りがなくて80アール農作業の合間を縫っての手順が決められているという。りんご作りも土が母台、共通するものがあって興味深く教えられることが多い。

      1本からなる菊 H16 11/20 写すどんな努力でこうなるのか… 
                                               
今年(H21 10/25)の片桐さん宅菊 (杉本さんが写されたもの)

        杉本さんのお話では今年が最後…と玄関に書いてあったとのこと

10/24フアームサポーター遠藤さん、杉本さん来て下さる(30日迄)
山登りを趣味として楽しまれるお二人、農作業の中でも山のことが話題となる。最近登られた北岳、その北岳から見た富士山の写真はすばらしい。じっくり拝見した。山の変化魅力は奥が深そう。帰りには恵那山に登られるとか…
    
   山登りが縁での杉本さんと遠藤さん
    
    
10/23ファームサポーター武田さん帰られる。
10/23 しみじみ にも
秋の空はどう変わっているのだろう。青く澄みわたる空、天を仰げば雲動く。冷気も感じる。家玄関の水瓶を覗くとそこにも秋がある
   
10/21 梨のラフランス収穫
自家用ラフランスを収穫した。樹齢の割りに実がなかなか着いてくれないので今年は剪定をしない状態で時経過してしまった。すると今までにない結実、そこに袋も掛けた。実を早く沢山ならせるには木を切り過ぎないこと強剪定をしないことを実感させられる。
10/16 紅玉選果
紅玉りんごが完熟期に入った。台風18号被害を比較的受けないことは幸いであった。これからは早朝園にヒヨ鳥が集まってくる。寒気が果味を引締める…出荷は11月上旬ころまで続く。
    
       りんご落果防止済は1回。着色剤は一斉打たない。りんご果は硬く小玉栽培を心がけている。
    
10/17 ファームサポーター武田さん(浦和)来て下さる


10/18100歳の春を見たいとおもう
        88歳・面白く強く明るく今を ある「おばあさん」から頂いたお話
「心が澄んでいる…いつも前向き素敵なおばあさん…」 2年前、そんな思いを強く印象にもつたおばあさんから「今年のりんご台風はいかがでしたか…」の電話が入った。嬉しい電話だ。県外、りんごが縁で注文時の折に声をお聞ききできる今年88歳のおばあさんである。お会いしたことはないが生きる力、強さと柔らかさ、どこか惹かれるおばあさんの魅力だ。
昨年は病状で今年は春から入院、その後の経過が良くて今は一人静かに暮らしていますと話された。「お陰さまで台風は大丈夫です。おばあさんお元気そうですね」と訪ねると「秋田生まれの私、100歳の春を見たいと思うけれどこれから先苦しまないようにポンといきたいとも思うの」と明るく話される。「私が今一番思うことは親への感謝、自分を生んでくれたことなんです。先は分かりませんがもう少し頑張りたいと考えて来ました…」病院から家に帰ると以前の六識園からの便りがあり六識園を思い出して電話を入れているのだと聞かせてくれる。

「子供の頃は泣き虫だった。若い時は人の影に隠れてのような人間でしたがこんな人間になった。人間は変われるものだと思います。自分に正しく生きるのは自分の努力。自分が代わったことから人間はいい方にも悪い方にも変わることを思う。主人が体が弱くその主人や4人の子供に恥をかけない為にと会社に出て保険セールスとして働いた。主人が入院したので私が働くより仕方なかったの役所勤めの主人(営林署)の妻が外に勤めることは良く言われず悲しかったがでも子供のために自分も頑張った。お金が必要だったのです…。
世の中に出て喋る仕事に出た。いろいろな人に会っているうちに喋れるようになった。山形県で一生懸命歩いた。地固め、自分の名前を覚えてもらう。歩いて2年保険支社2回トップになった。3年目金杯をもらった。人との出会いが喜びに感じるようになった。感謝の手紙もらったことが忘れられない…。
くよくよせず面白く考えて面白く生きることが大事だと思って頑張ってきました。…人に対して正直は馬鹿の内なんです自分には自分で話したたことは忘れないから自分はこの通り人にどう思われようと自分のことは自分が分かっていればいいと思っているんです。私の癖で笑い病になったのかしら… 

生きるに決まりきったことは面白くない。少し崩れたことでも笑って笑わせて楽しく生きることが私の考えている事だからこのおばあさんめでたい人と思われるかもしれないけれど…それはそれでいいの。 唄が好きで今度の病院でも水曜日に音楽の時間があってその時は必ず唄うの…東海林太郎の歌など昔蓄音機で聴いたものを…だから病院に行っても皆から声をかけられるのよ…。そのお陰か子供4人が育って大學の先生にもなってくれて…今の静かな一人暮らしが幸せなんです。つまらないお話してごめんなさいね。
おばあさんの電話での一語一語静かな言葉に何故かメモを走らせた
 「娘夫婦とりんご園を一度見に行きたい」と聞かせてくれた。
 いつまでも元気であってほしいおばあさん。お会いできたらいいなあと思う。

10/15 季節の味・田舎の味きのこ
今年は山に採れるきのこが不作な年だった。きのこの王様と云えば「匂い松茸」や「味しめじ」が上げられるけれど、松山や雑林に豊富な雑きのこ(イクチ、ホーキ茸、黒皮、オショーニン、シモシメジ、栗茸など)は急激に減少している。日を変え山を変えてのきのこ採りは田舎の昔秋の歳時記として多くの人が楽しんだ。
何故きのこが減るのか聞いてみると、採ったきのこを昔は腰びく、竹かごなどに入れその篭から茸の菌土が落ちたことで(菌を山に返す)茸菌が広がる効果があったといわれる。山の木をこいでしまうマナー不足などから「止め山」(綱で山を囲む)が増え山を手入れしない、柴が多くなったことや、掻き均すことの少ないのが要因ではとの声もある。近所から今日頂いた田舎の保存食でもある「雑きのこ漬」。もうこれからは手に入らない思いで貴く頂いている。
きのこが山に一番出るのは8月に雨が降りその後台風が来るのが好条件といわれている。
     
キノコの世界はおもしろい
採ったキノコを塩水で湯掻いて水にさらして塩で漬け込む。食べる時は塩出しをして大根おろしと…又、ニンニク醤油、鰹節など適当に味をつけて食す。
味噌汁や煮物、うどんの汁にも生かされる。
上写真の雑きのこは… ズコンボ・イクチ・オショウニ・カワタケ・ネズミ足・ゴミショイ・ノノビキ・ハナイクチ・大国シメジなど近所の山で採れたもの。
  松の木林、カラマツ林に多い 10月中旬からシモシメジ・キイシメジなども出始める。
秋茄子の妙味
秋、朝晩の冷気で葉が弱り畑にめっきり少なくなった茄子。その茄子にミョウバンと塩を手頃に漬けると晩秋味というのか独特である。アクが強いのか「秋茄子は嫁にも食わすな」といわれるが甘味も加わり手で裂いた茄子塩漬味は御飯食欲を増してくれる魅力の産物である。
 

10/11 古木の味 紅玉りんご
樹上に輝く紅玉 古木に完熟した甘酸っぱいさわやかな味。多汁な口当たりに鮮やかな濃紅色と光沢。
1826年アメリカ・ニューヨークの農場に見つかり明治4年ごろ日本でも栽培始まる。減産の一途で個性的な品種。
六識園の紅玉も古木の味として尊く栽培を続けている。「紅玉がりんごの本来の味なんだ」と口にされる方も多い。
     
       紅玉を生かされたお菓子                      普通紅玉  古木の味
10/9 母との別れ
10/8 村内にヒョウ(雹)が…
午後になっての冷たい風、西の山裾に広がる雨の白さ動きが気になる。後から天龍に近い中央地区、チャオ店の庭にヒョウが降ったと聞いたPm4:00。納得
 
10/7〜8 台風18号・強.北風受ける

10/6 母をみつめて 母死すPm4:00

10/4秋の道普請Am8:00 柏原地区の秋祭りPm3:00
10/3 秋祭りに花火
村内大草・八幡神社の花火を観た。満月も美しい。夜7時を過ぎると小和田、七久保の花火も始まった。遠近さまざまな花火でこれもまたいい。雲なく澄みわたる秋の夜空。虫の声が柔らかい。絶景の花火が寂聴を感じさせてくれる。静まって間もなく9時頃、今度は松川部奈の花火が上がり初めた。秋の夜長は味がある。
    

    
10/3 新築の祝い(大草・宮下家従兄弟集う)
新築祝いの席に昔の思い出が広がる。時の流れを感じつつ…
    

10/2 秋を読む
「物言えば 唇寒し秋の風」は芭蕉の句です。その句には前書きがあって
                    ・座右の銘…人の短を言うなかれ、己が長をとく事なかれ。
                    ・過ぎて空しく足りなくてもどかしい言葉。
                    ・人も自分も幸せにするような言葉     …とあります。
                        季節を感じると自然に一句が生まれそうなこの頃です。
  ・
10/2 今年初めての松茸
キンモクセイの花が咲き始めると松茸がとれるとよく聞いた。今年は既に金木犀の花が散っている。この頃雨が降らず松茸不作を耳にして山へも行かず仕舞い。そこに美里の横ちゃんがこれと差し入れてくれた。松茸の匂いは格別だ。どう食べるかが問題…
10/1 りんご消毒
雨続き、今日は朝から曇りなので10時頃まで露が落ちるのを待って午後2時まで丁寧に消毒2500gを済ませた。これで今年の防除は一応終わる。消毒のSS機械がよく働いてくれた。

              

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